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パートナーズの先にあるもの

派遣期間:2019年2月~2019年12月

みなさん、こんにちは!ブルネイ4期の野口です。
日本語パートナーズ(NP)ブルネイ4期としての活動が終了してから、早くも1年が経とうとしています。
私は今、台湾の台中市にある外国語学校で日本語教師をしています。
日本語教師になると決意をし、一番初めに応募したのが日本語パートナーズでした。
その経験を経て、今も教師の仕事ができている喜びを、この記事を書きながら改めて実感しているところです。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真
現職の外国語学校の入り口で

2020年は暗いニュースから始まった年だったと思います。
また、今も苦しんでいる方や目標に向かって進みたくても進めない状況にいる方も多いのではないでしょうか。
どうか来年は、みなさんにとって明るい年になるように、そして、これまで辛抱してきた分だけ大きく飛躍できるように祈っています。

さて、ブルネイでの経験についてですが、今振り返ると初めて尽くしでした。
初めての海外長期滞在、また、初めての日本語教育に携わる仕事で、最初は大変だったと記憶しています。
そんな中、支えてくれたのはやはり家族や日本にいる友人、そして何よりブルネイで出会った人達でした。それはここ台湾でも変わらず、一緒に仕事をしている同僚や学生達に日々感謝しながら過ごしています。

台湾には日本語を勉強してくれる学生が本当にたくさんいます。
忙しい教務の中で疎かになってしまいがちですが、学生一人ひとりと向き合うことを忘れてはいけないと思います。ブルネイでの経験を振り返り、教育者としての原点である人間関係や信頼関係を築いていける教師になれるよう頑張っていきたいです。また、教えるのではなく、学生と対話し、一緒に学び合っていくことを忘れないように。

最後に、教師の仕事はとても忙しく、突き詰めれば終わりがないようにも思えます。
一方で、毎日新しい出会いや発見があり、自分自身が成長できる仕事とも言えます。

まだまだ先行き不透明な状況が続き、デジタル化などの変化も激しい中で、思うようにいかず前に進めないこともあるかと思います。
そうかと思えば、うまく変化やタイミングの“風”に乗って自分でも想像していなかった方向へ進むこともあると思います。しかし、帆を張らなければ“風”を受けて自分の行きたい方向へ進むことができないでしょう。
私は教師として自分の進むべき先へ進めるよう、風が吹く日も吹かない日も、毎日帆を張り続ける姿勢(努力)を忘れないでいたいです。

Writer
ブルネイ ガドン
野口 達彦さん

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