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「帰国後もミャンマーの方達と」

派遣期間:2019年5月~2020年3月

こんにちは。2019年度ミャンマーで活動していた楢原です。
今、私は日本で生まれ育ったミャンマー人の子供のためのミャンマー語教室のお手伝いをしています。知り合いのミャンマー人の方が運営しており、人手が足りないということを2020年6月に聞き、一緒に活動させてもらっています。

教室は2時間のうち、前半1時間が文字などの勉強、後半1時間が活動の時間です。その後半1時間の活動内容を考えさせてもらっています。
日本での生活が主な子供たちに、ミャンマー語や文化に触れる楽しさを感じてもらうということがテーマです。それは「行ったことのない日本にどうすれば興味を持ってもらえるか」という、日本語パートナーズ(NP)の時と同じ課題です。そのときに感じた、「体験すること」や「自分を表現すること」の大切さを思い出しながら、毎週考えています。

活動は幅広く、自分の街を作ったり、ダディンチュというミャンマーのお祭りのポスターを作ったりしています。また最近では、お店ごっこをし、ミャンマー語で買い物をしました。ある子が銀行を作ってくれたおかげで両替ができ、買い物が便利になりました。他にも、お互いに言葉を教え合い、協力しながら活動しています。

今、その教室に関わり半年になりました。同期のNPだった、萬寿さんも一緒に活動をしています!

ミャンマー語は今も勉強中なので、わからないときもありますが、先生や子供たちがいつも優しく教えてくれます。それに子供たちのアイデアはとても素敵で、思わず「それすごくいいね!」と言ってしまいます。ネイティブでなくてもできることはあるし、子供だけどできることはある。そう思わせてくれる教室です。国や年齢関係なく、お互いに「いいね!」と言い合い、ともに学んでいける場所をこれからもみんなで作り続けていけたら嬉しいです。

新型コロナウイルス感染症の影響で、11月末からオンラインでの実施となりましたが、また直接みんなの元気な声が聞きたいと思います。

ミャンマー語教室の写真
教室の子どもたちや先生たちと撮った写真
ミャンマー語教室の写真2
お店ごっこの活動
ミャンマー語教室の写真3
ダディンチュというお祭りで飾る、提灯の紙に絵と言葉を書いた活動
ミャンマー語教室の写真4
ダディンチュのお祭りのポスター
ミャンマー語教室の写真5
子ども同士で協力して果物の名前を覚える様子
Writer
ミャンマー ヤンゴン
楢原 ゆかりさん

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