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しょちゅうおみまいもうしあげます

私の派遣先校の生徒たちは日頃から一生懸命日本語を勉強しています。せっかく勉強した日本語をもっと使いたい!と高い志を持つ生徒たちです。そこで今回は「日本語を書く」ということに焦点を当て、文化紹介を行いました。日本の暑中見舞いの文化を紹介し、実際に暑中見舞いを書いてみることにしました。 

下書きも真剣に取り組んでいます 

生徒たちは自分の名前をカタカナで書きます。日頃、横書きで書くことはあっても、縦書きで書くことは今までにありません。どの文字から書くの?文字の向きはどっち?と苦戦しながら無事に書き終えることができました。日本語学習者にとって横書きと縦書きはこんなにも戸惑うことなんだなと、気付きを得る機会となりました。 

名前を縦書きで書きます 

この時書いた暑中見舞いですが、他校に派遣されている同期の日本語パートーナーズに協力を仰ぎ、学校間での交換を行うことになりました。相手の宛名を見ながら「どうやって読みますか?」とまだ見ぬ相手にワクワクしている様子でした。裏面のデザインや文言は生徒に任せました。学習した日本語を使って上手な文章を書いていました。 

丁寧に清書します 

タイ人の先生に話を聞くと、タイでも日本と同じように、手紙を書く文化が薄れていっているそうです。今回の文化紹介を通して、手書きの温かさを再認識してもらえるといいなと思いました。 

完成! 
Writer
タイ サムットプラカーン
石井 亜矢子さん

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