みなさん、こんにちは。タイ・トラン県に派遣されております外村(とのむら)と申します。
トランはタイ南部に位置し、バンコクから飛行機で1時間半ほどの距離です。飛行機以外の交通手段としてはバンコクからの夜行列車もあります。列車の旅が好きな方は寝台列車に挑戦してみてもいいかもしれません。
朝礼時の楽器演奏前の生徒たち
派遣先の学校は市内中心部に位置しており、3,000人以上の生徒が在籍しており毎日とてもにぎやかな雰囲気です。生徒たちにとって日本人や日本語はあまりなじみがないようですが、「先生(せんせい)」という言葉はこちらではとても有名で、日本語を全く知らない生徒たちも私を見かけると大きな声で「せんせーい!」と挨拶してくれます。私も片言のタイ語ですが、笑顔で元気に挨拶しています。もっと生徒たちとコミュニケーションをとれるようにタイ語を学習しています。
連休中にCP(タイ人の日本語教師)たちと一緒にトラン県内にあるカンタンと呼ばれる街を訪ねました。トラン市内から車で30分ほどです。カンタンは以前トランの交易の要所として栄え、河川にある港を中心に多くの人が集まった場所であったそうです。
観光スポットとして有名なカンタン駅
カンタン駅は港からの物資を運ぶ駅として重要な場所でしたが、今では有名な撮影スポットになっています。とてもかわいらしいデザインの駅で多くの方が記念撮影をしていました。タイの人たちの多くは写真撮影が大好きで、もちろんCPの先生たちも大好きです。私も先生たちに誘われ、一緒に30分以上かけて写真撮影しました(笑)。
カンタンには華僑(中華系移民)の人たちも多くいるそうです。カフェも中華風のデザインのところが人気で、そちらのカフェにてコーヒー休憩しました。
カフェにて。タイではいろいろな文化に触れることができます
タイ南部は、日本の方々にとってプーケットやクラビのようなビーチリゾート以外あまりなじみがないかもしれませんが、これからもトランを中心にタイ南部のことを発信していけたらと思います。