最新情報はこちら 最新情報はこちら

「できる」チャンスの宝庫~空手の文化紹介~

みなさん、こんにちは。私はインドネシア南スラウェシ州のマカッサルにあるSMA22という学校に派遣されています、松藤未央です。CP(現地の日本語の先生)が作ってくれるお弁当とおやつをご厚意でいただくことがあり、元気いっぱいに活動することができています。今日の料理は、私が大好きな赤米と魚です。おもてなしに感謝し、幸せをかみしめながら活動を進めています。

CP撮影の食事タイム

活動開始から17日目、空手の文化紹介を行いました。空手師範(7段)と空手指導員(3段)である両親を日本から学校に呼んで、現場でしか味わえない空手の雰囲気を味わってもらいました。活動内容は、「座礼」の実践、「ツキ」の体験、師範による護身術と形の披露の3つです。1年生で学習する「おじぎ」から、空手でも「礼」があることを紹介しました。3度の「座礼」の実践を通して、何度も繰り返される「礼」の姿勢が、日本の文化であることを知らせることに焦点を当てました。

心の準備……座礼の様子

私が最も工夫した点は、日本語をたくさん使う授業にすることです。日本人が3人もいる授業は貴重だと考え、あらゆる場面で既習の文型や会話文を設定しました。生徒たち自身で日本語が「わかる」「できる」ことから、うなずく生徒や「すごーい」「かっこいい」と発言する生徒たちの様子もたくさんうかがえました。

みんな上達が早い!

空手は、日本人でも説明が難しい言葉を使うことがあります。事前にやさしい日本語に変え、伝わりにくいニュアンスであっても、CPと何度もやり取りする中で、使う日本語を決めていきました。私:進行、CP:通訳、両親:実践と、役割を明確にすることで、企画そのものをみんなで楽しむことができました。生徒からのあらゆる質問にも、両親はその場で実践を交えながら答えてくれました。今後、生徒たちの日本語を学ぶ「姿勢」にも注目です。

みんな、いい笑顔

両親が若返ったような気がするのは……気のせいでしょうか。

意気投合!
Writer
インドネシア 南スラウェシ
松藤 未央さん

この人の書いた他の記事

インドネシアの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP