Halo! みなさん、こんにちは。初めまして、インドネシア西ジャワ州派遣の菅井亜佑子です。
インドネシアでは10月は“Bulan Bahasa”(言語の月)といい、年に一回の”Lomba Bahasa”(言語コンテスト)が開催されます。日本語はもちろん、英語やインドネシア語、スンダ語(地方の言語)の言語でスピーチや朗読、小論文、書き取りなどのテストを行います。各学校の先生方が審査員となり、インドネシア全土の大会で1〜3位に選ばれた人にはトロフィーが贈られるそうです。校内でも順位をつけ、1〜3位の人は後日表彰されます。
日本語は朗読と筆記試験があり、私も審査員として参加させていただきました。朗読の審査項目は、流暢さ・イントネーション・発音・声の大きさ・アイコンタクトの5項目からなっており、60〜100点で採点をします。筆記試験は選択問題だけでなく、ひらがなとカタカナの書き取りや、言葉のローマ字読みを答える問題があります。問題数もかなり多く、生徒たちも苦戦していたように見えました。
現地の日本語教師のTristiana先生と朗読の審査の様子
朗読の審査項目
インドネシア語のコンテストでは、インドネシア語の詩に自分たちでメロディをつけて披露する”Musikalisasi Puisi”がありました。同じ詩でも全く違うメロディになると、別物に思えます。それぞれの解釈がよく表れていて興味深かったです。
インドネシア語の詩を歌う生徒
どの生徒も緊張していましたが、いざ始まってみるとイキイキしており、それぞれが今日まで頑張ってきたことを発揮できていたと思います。出会って数週間と短いですが、貴重な経験をさせていただきました。来年は日本語の受験者数がもっと増えるように、これからの授業や課外活動を頑張ろうと思います。