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わたしたちの街を紹介しよう

Om swastyastu.(バリ語の挨拶) はじめまして、みなさまこんにちは。わたしはインドネシアのバリ島クルンクン県に派遣をされております戸田隼介です。

私の派遣先校であるサラスワティ・クルンクン観光高等学校は、全校生徒約1,300人全員が日本語の学習をしている学校です。観光高等学校ということもあり、生徒たちは将来的に、国内国外での観光ツアーのガイドやホテルスタッフなどの観光業に就くことを目標にがんばっています。全校生徒の日本語の授業は、4人のCP先生(現地の日本語の先生)が分かれて担当をされています。先生により授業の進行方法が異なり、それぞれがとても面白いものとなっています。その中で今回は、11年生(高校2年生)の授業風景を紹介します。

サラスワティ・クルンクン観光高等学校の11年生(高校2年生)は「わたしたちの街の紹介」をテーマに、授業内でのポスター作成・発表、ビデオ作成を行いました。ポスターは、この日の学習項目である「〜に住んでいます」「〜があります」「〜が有名です」「〜がきれいです」「〜がおいしいです」の5つの文型を使ったものとなっており、生徒たちが全て手作りで作りました。

授業でのポスター作成の様子
生徒の作成したポスター

日本語、インドネシア語でそれぞれの写真の説明が書いてあります。色とりどりのポスターはまるで観光ガイドブックの1ページのようです!

ポスター展示の様子

生徒たちの作成した街紹介のビデオの1コマ。動画編集も全て生徒が行いました

これらの活動は日本語学習だけでなく、観光学習としての役割もあるそうで、将来観光ガイドツアーやホテルスタッフなどとして働く際に、その土地を紹介できるようにとのCP先生の想いと工夫が込められています。

日本語パートナーズとして日本文化紹介や授業のアシスタントをする中で、このようなCP先生の授業内活動の工夫や生徒たちの将来に向けた日本語学習に対する姿勢は、私自身の日々の活動に非常に良い刺激となり、また参考にもなっています。今後もCP先生、生徒たちからいろいろなことを学び、1人でも多くの方に日本について関心を持ってもらえるよう精進していきたいと思います。

Writer
インドネシア バリ
戸田 隼介さん

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