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芸術的なラオスの人々

みなさん、サバイディー(こんにちは)。ラオス・ビエンチャンに派遣中の山田千遥です。

私の派遣先校は、ラオスで日本語パートナーズが派遣されている学校の中で最も大きく、今年から1~7年生(日本の小学6年生~中学3年生)まで、約750人の生徒が日本語を学んでいます。

派遣先校の校長先生から「チャンパー(ラオスの国花、プルメリア)」という素敵なラオスネームをいただき、「せんせい」「ちはるさん」「チャンパー」など色々な呼ばれ方をしながら過ごしています。

今回は、日本語の先生や生徒の芸術的な一面をご紹介します。

それは、生徒の絵のうまさです!

一度、文化紹介で“富士山”と“くま”の折り紙を作りました。「富士山には自分の名前を、くまには顔を描いて」とだけ伝え、色ペンを渡すと、生徒たちは個性的でかわいい作品に仕上げてくれました。

色ペンに群がる6年生

ある生徒の折り紙 良い顔してる

また、ひらがなの“あ~んを書く”というだけの宿題でこんなにかわいいものを提出する1年生もいました。(下の写真↓)

とてもカラフルな宿題!

そして、芸術的なのは絵だけではありません!

ラオスには10月のお祭り・オークパンサーの際、「ロイカトーン」という日本の精霊流しに似た行事があります。その日、私が日本語教室にいると、先生が「カトーン(灯篭のこと)を作りましょう」と声をかけてくれました。そのうち2年生の生徒も何人かやってきて、一緒に作り始めました。

校内に生えている、バナナの葉や茎、辺りに咲いている花などを取ってきて作ります。輪切りにしたバナナの木を、様々な植物でホールケーキのように飾り付けていきます。ホッチキスや釘を駆使しながら素敵なカトーンを作っていました!

一緒にカトーンを作った2年生たち

先生作カトーン 細部までこだわり満載!

完成したカトーンは夜、メコン川に流しました。
このような伝統文化から、ラオスの人々は芸術的センスを磨いてきたのでしょうか……

生徒の特技を生かせるような活動ができるよう、これからも取り組んでいきたいです。
今回はここまでです。コープチャイ!(ありがとうございました)

Writer
ラオス ビエンチャン
山田 千遥さん

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