みなさん、こんにちは!
インドネシアの東ジャワ州、モジョクルトに派遣されている上野聖葉(きよは)です。今回は福笑いについて紹介します!
福笑いを行った派遣先校は、SMKN 1 Pungging(プンギン第1職業高等学校)です。
わたしははじめ、文化紹介で福笑いを行うつもりはありませんでした。現地の日本語の先生からも、福笑いの提案はされていませんでした。
では、なぜ福笑いを紹介したのかといいますと、あるハプニングがきっかけです。
授業で一度、時間が余った時に、日本語の先生から「じゃあ、よろしく」とアドリブを求められました。何かしらの簡単なゲームで場を繋いだ記憶がありますが、正直とても困りました……。
その経験から、困ったときのための持ちネタを考えました。
持ちネタの1つとして福笑いを手づくりして、常備しています。以前と同様にアドリブを求められたときに、福笑いを生徒に紹介すると、たいへん盛り上がりました!
福笑いを楽しむ生徒たち①
福笑いを楽しむ生徒たち②
それからは積極的に文化紹介として福笑いを行うようになりました!日本語で顔のパーツの名称を覚えてもらい、日本語だけを使うルールを追加していきました。
わたし自身、福笑いは小学生のときに遊んだきりで「高校生にとって面白いのだろうか?」と心配に思っていました。ですが、派遣先校の生徒にとっては真新しい遊びだったようで、とても楽しそうな姿を見ることができました。目を隠すことも普段はしないことなので、好感触でした。(福笑いで参考にしたキャラクターの力もあるかと思います。)
また、福笑いのパーツを自身の顔に当てはめて、写真撮影する生徒たちがとても可愛らしかったです。
キャラクターになりきる生徒たち①
キャラクターになりきる生徒たち②
福笑いを文化紹介で行うと、生徒は楽しみながら日本語の勉強ができることを発見しました。引き続き持ちネタを作りつつ、生徒にとって楽しい授業をまた考えていきたいです。