私は日本語を履修していない生徒たちや日本語学科以外の先生たちにも日本の文化に触れてもらいたいと思い、日本の年中行事にまつわるポスターを毎月作成しています。派遣開始の5月から始まり、もう12月まで来ました。日本語がわからない人でも日本の雰囲気を味わえるように、文字を使わずに、おりがみで作ったものだけを貼り付けるようにしています。
掲示板の背景は生徒たちが用意してくれました
このポスターは私が1人で作成することが多かったのですが、「生徒と一緒に作ってみたらどうか」という同期の日本語パートナーズからのアドバイスを受け、12月号は生徒と一緒に作ってみました。おりがみと、テープ、のり、はさみを渡すと、雪とクリスマスをテーマにした素敵なポスターを作ってくれました。
雪だるまのおりがみに苦戦している様子
当初はポスターを日本語教室の前に掲示していたので、日本語学科の生徒の目に留まるだけでした。しかし、9月頃からは人通りの多い場所にある掲示板を利用させてもらうことになりました。通りすがりの先生や生徒たちの視線がチラッと掲示板の方に向くと、ちょっとした嬉しさを感じます。
完成!ありがとう!
ポスターを見て「来月はどんなイベントがありますか?」と声をかけてくださる先生もおり、次は何を作ろうかなぁと考えるのが楽しみになる私の月1ルーティーンです。