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地球に広がる和・輪・ワー(歓声)

私はインドネシア南スラウェシ州のマカッサルにあるSMA22に派遣されています。
実は私……去年の4月からこっそりと準備していたことがあります。それは、私の前任校である日本の高校とマカッサルの高校をオンラインで繋ぐという取り組みです。対象は、ともに高校3年生です。日本側の要望(受験対策など)を踏まえながら、12月下旬に実施しようと計画していました。

しかし、私の派遣先校は12月2週目の試験が終わるとスポーツ大会に切り替わり、12月いっぱいは授業がありません。その後時間割を調整することができず、オンライン授業を断念し、“手紙の交換”という形で実施することになりました。

日本の手紙到着、大歓声!

日本から送られてきた手紙は26名分です。現地の日本語の先生(CP)と話し合い、難しい内容の手紙については2名で担当させるなど、生徒の日本語レベルに合わせたマッチングには特に時間をかけました。

活動前の学校紹介……懐かしい!

派遣先校では、2年生の時に観光地や町の紹介を、3年生の時には手紙やその返事を書くことについて学んでいます。内容は、みんなが理解できる「学校や観光地の紹介」に決定しました。日本の学生たちは「やさしい日本語」という本を使って、学校の部活動や授業、温泉や名物について書き、写真もたくさん添えてくれていました。派遣先校では、「~があります」「~が有名です」などの文型を使ってインドネシアを紹介し、最後に「ぜひ、〇〇に来てください。」と一言添えました。

本気です!

生徒たちは、翻訳アプリや教科書、ひらがな表などを使って、どうにか自分で内容を理解しようと、本当に一生懸命!

生徒たちの真剣な姿に感動です!

日本から届く返事が楽しみでなりません。この活動が実施できたこと、そして関わってくださった方々に感謝します。
これらの活動の様子を写した写真は、日本の学校に掲示されます。今後も、異文化理解や国際交流の輪が広がることを願います。

生徒の想いがつまった手紙
Writer
インドネシア 南スラウェシ
松藤 未央さん

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