みなさま、こんにちは。タイ・パトゥムターニー県に派遣されている成田妃那です。
タイの学校は11月から後期の授業が始まりました。派遣先校のカナラートバムルンパトゥムターニー学校では後期になってから計3回、オンライン交流会を行いました。
相手は、日本の大学生と日本の大学に留学している留学生、日本の高校生です。派遣先校の生徒はM5(高校2年生)とM6(高校3年生)を対象にしました。
事前準備として、授業では自己紹介の練習をしたり、日本の高校生に聞きたいことを日本語で考えておいたりしました。しかし、
「生徒は日本語で話せるのかな?」
「恥ずかしがって、会話を続けるのは難しいかな」
私はそんな心配をしていました。
1回目の交流会の様子
交流会当日、先生たちの心配は無用でした。
「どんな映画を見ますか」
「どうやって学校へ行きますか」
「タイに来たいですか」
「タイ料理を知っていますか」
2回目の交流会の様子
交流相手に、事前に考えておいた質問をどんどんしていくタイの高校生たち。先生が何もしなくても、ほとんどのグループでずっと会話が続きました。
終わる時には、「えー!」と残念そうな声が聞こえました。
そして、交流会が終わると、「もっとたくさん話したかった!」と言う生徒たち。
ある高校とは、年賀状の交換もしました。相手はボランティアの生徒だったため、1対1での交換はできませんでしたが、日本人の生徒は1人につき5~6人分宛名を書いてくれました。
日本へ送った年賀状
生徒は私とCP先生(現地の日本語の先生)たちの想像以上に積極的でした。日本語を使うこと、日本人と話すことをとても楽しんでいました。そんな様子を見て、やってみてよかったと心の底から思いました。
3回目の交流会の様子
CP先生は、「NP(日本語パートナーズ)がいてくれたから、こんなにもたくさんの交流会ができました。本当にありがとうございました」とおっしゃってくださいました。
タイの生徒にとって貴重な体験ができました。この交流会がきっかけで、これからも日本とタイの交流が続いていったらいいなと思いました。交流をしてくださった日本のみなさん、ありがとうございました。