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派遣先校でお世話になっている日本語の先生達①

世界の皆さん、こんにちは!フィリピン9期の船木香です。
今日は、私がコルドバ公立高校で一緒に授業をしている、2人の日本語の先生を紹介したいと思います。

まずはシシ先生です。

真顔でいつも面白いシシ先生

シシ先生は、もともと生物学の先生ですが、日本語のクラスももう7年も受け持っている先生です。私たち日本語パートナーズの受け入れも4回目で、大ベテランの先生ですが、とても面白い先生でいつも冗談を言って笑わせてくれます。でも、授業になると、冗談とは違う面白さを発揮します。

シシ先生の授業は、常に生徒がどうしたら日本語に興味を持ってくれて、楽しく勉強できるか、を考えた構成になっています。私が担当している文化紹介の授業も、シシ先生のアドバイスを取り入れると途端にとても面白い文化紹介に変わります。

シシ先生は生徒を褒めることも上手です。クラスの誰かが発表したり、積極的に発言したりした時は、手拍子や簡単なダンスを取り入れたシシ先生独自の合いの手で、クラスの全員を巻き込んで「すごいすごいすごい!」と褒めます。
またフィリピンのゴミ問題にも関心が高く、毎回シシ先生の授業は、1分間の教室のゴミ拾いから始まります。
シシ先生からは学ぶことが本当に多く、私も生徒の気持ちで毎回授業に参加しています。

次はスティーブ先生です。

たまにメガネの奥の目がするどいスティーブ先生

スティーブ先生はもともと化学の先生で、日本語は去年からクラスを受け持っています。
私達日本語パートナーズとのチームティーチングは今回が初めてです。
もともと日本のアニメが大好きで、小さい頃からもちろん今も、さまざまなアニメを見続けているそうで、そのせいか、日本語の発音がきれいで声も大きく、よく練られた構成の授業はとても分かりやすいです。
スティーブ先生は学校の中で最年少の先生で、とても頭が良く、そして少しだけシャイです。

一緒に過ごせる時間が少ないこともあって、スティーブ先生と授業以外でおしゃべりする機会はあまりありません。
でも、何か嬉しいことがあったり、二人で取り組んだ授業が上手くいったときは、指でハートマークを作って「先生、おつかれさまです。やったね!」と言ってくれます。
私はそのラブピースとスティーブ先生の笑顔を見て、次の授業も頑張ろう!と思っています。

初めて学校を訪問した時の記念写真

今回は、コルドバ公立高校のシシ先生とスティーブ先生を紹介しました。
次回はマリゴンドン公立高校の3人の先生たちを紹介したいと思います。

Writer
フィリピン セブ
船木 香さん

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