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派遣国タイの新しい魅力発見

みなさまこんにちは。
今回、私がタイに長期滞在したことで知った、日本ではあまり知られていないタイの新しい魅力をご紹介します。
タイに長期で滞在し、学校内外の現地の人と交流することにより、これまで全く知らなかった多くの情報を得られることも、日本語パートナーズとしての魅力のひとつとなりました。

まず1つ目はアンダマン海にある「ムーコースリン諸島国立公園」です。
タイには多くのビーチリゾートがありますが、ここは来島者数の制限があり、宿泊はタイ国運営施設のみ、電気は夜のみ利用、ビーチサンダルの使用禁止、日焼け止め制限などなど、滞在規約がとりわけ厳しいため、美しい海、サンゴ礁、海洋生物が国によって守られています。
そのためシュノーケリングでも信じられないような海の中の絶景、美しい珊瑚や数え切れないほどの魚、海亀やサメに毎日出会うことができました。
宿泊の権利は3か月前から開始される予約で得る必要はありましたが、他では経験することができない離島での滞在機会となりました。

抜けるような美しい海が広がるスリン諸島

タイ人の友人との海の中でのツーショット

そして2つ目は「タイ人が一生に一度は必ず登りたい」といわれている山「プークラドゥン国立公園」です。
標高1300mの山頂まで、舗装されていない自然なままの山道を約5時間かけて登り、山頂から宿泊テント村まで更に約5㎞。歩く以外、他にアクセスする方法は何もありません。整備されていない厳しい山道を登るため、荷物はポーターと呼ばれる現地の人に持ってもらいます。

山頂までは厳しい山道を登ります

重い荷物を運んでくれるポーターさん

プークラドゥン国立公園は象や鹿など野生の動物も多く生息し、また頂上付近は非常に広大な台地となっています。雲海を眼下に望め、タイでは珍しく紅葉を見ることもできます。
また、山頂地区では美しい滝や素晴らしい絶景ポイントも数多くあります。各ポイントを訪れるためには更に片道5㎞~10㎞を歩かなければなりませんが、プークラドゥン国定公園は1年の決められた時期だけしか訪ねることができません。この地を訪ねる機会は現地に滞在するからこそできた貴重な体験でした。

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プークラドゥン最大の景勝地から望む美しい夕日

日本語パートナーズとしての活動は学校生活がもちろん一番貴重な経験ですが、派遣先で新たな発見と多くの体験もでき、タイの新しい魅力を知る機会となりました。

Writer
タイ ノンタブリー
髙木 容子さん

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