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微笑みの国タイへようこそ

สวัสดีค่ะ(サワディカー・こんにちは)!タイのノンタブリー県派遣の髙木容子です。早いもので、任地に派遣されてあっという間に4か月が過ぎました。毎日多くの生徒に囲まれ、充実した日々で一日があっという間に過ぎ去っています。

朝礼での着任あいさつ(校長先生(右隣)と先生方と記念撮影)

タイでは中高一貫校が多く、私の派遣先校は中学1年生から高校3年生まで3,000名以上の生徒が在学しています。タイの学校は日本と比べると朝が早く、私が毎朝7時に登校すると、多くの生徒たちはすでに学校に来ています。

朝礼は毎朝7時40分からスタジアムで行われますが、現在はコロナ禍で人数制限のため、曜日ごとにスタジアムか教室前の廊下のどちらかで朝礼に参加します。そして朝礼では毎朝、国家斉唱と国旗掲揚、校歌斉唱が吹奏楽部による生演奏で行われます。

私が着任した際には、この朝礼で全校生徒の前で紹介いただき、心温まる歓迎をしていただきました。

スタジアムでの朝礼風景

吹奏楽部による生演奏で国旗掲揚、国家斉唱、校歌斉唱

授業は8時30分から始まり、授業と授業の間には日本のような休み時間はありません。50分の授業が終わると、生徒は次の授業の教室へ急いで移動しなければならないため、生徒が授業に遅れてくることも頻繁にあります。また、授業の開始と終了時に日本のようなチャイムはありません。

楽しみながら「ひらがな」を勉強

タイの生徒は学年を問わず、とても人懐っこい生徒が多いです。日本語学科でなくても、日本語が話せなくても、私が校内を歩いている姿を見つけると、遠くからでも満面の笑みで大きく手を振って「せんせい~!」という声をかけてくれます。

また、こちらからも「こんにちは~!」と手を振ると、これまで交流がなかった他学科の生徒であってもすぐに笑顔で駆け寄ってきます。そのためタイ語が不十分な私は何度も焦ってしまいました。でも、そのような中でもお互いに笑顔でその場を共有できる温かさこそがタイらしさだと感じます。

そして、このようないつも笑顔いっぱいの生徒に囲まれる毎日にどれほど日ごろの疲れを忘れさせられ、心癒されることが多いことかわかりません。

言葉が十分に伝えられなくても、笑顔で人と人とがつながれることを感じることができるタイの魅力。まだまだこれからもっと知っていきたいと思います。

いつもにぎやかな日本語学科の高校1年生
Writer
タイ ノンタブリー
髙木 容子さん

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