私は週に5日間、先生や生徒たちと一緒に昼ごはんを食べています。
M4(高校1年生)
私が学校の食堂の中で一番好きな食べ物は、「ラートナー」というあんかけ麺です。
味付けは濃くなく、好みで調味料のナンプラーや粉唐辛子を入れて食べます。
ラートナー(あんかけ麺)
1週間のうち、月曜日は先生たちと一緒に昼ごはんを食べています。
火曜日〜金曜日は、M4(高校1年生)からM6(高校3年生)と一緒に、3〜10人くらいで昼ごはんを食べます。
私が着任して半年間くらいは、「今朝は何時に起きましたか?」「朝ごはんは何を食べましたか?」「趣味は何ですか?」などの質問を私からして、そこから話を広げていきました。
M5(高校2年生)
なるべく生徒が教科書で習った文法や言葉を意識して発言しましたが、毎回新しい言葉を生徒たちが覚えてくれて、知識が増えて喜んでいる姿を見るのも私の楽しみの一つです。
派遣期間も終盤になってきた11月頃からは、生徒たちの個人的な悩みや恋の相談などを聞くことが増えていきました。
M6(高校3年生)
生徒たちとの会話は、主に日本語です。生徒たちは私に伝えようと一生懸命に、知っている日本語の言葉を並べて発言したり、Google翻訳を駆使したりして頑張ってくれました。時には、英語も交えて会話しました。
あるM5(高校2年生)の生徒が私宛の年賀状に、「日本語を話す自信をつけてくれてありがとう」と書いてくれました。
それを読んだ時は、私の目標の一つでもあった「生徒たちに日本語を話す自信をつけさせる」という結果が出たことが目に見えてわかり、とても胸が熱くなりました。