こんにちは!インドネシアの東ジャワ州シドアルジョ/パスルアンに派遣されていた山本 紗佑里です。
先日、6か月間の派遣期間を終え、日本へ帰国しました。
あっという間に感じられたのは、本当に楽しくて濃い時間だったからだと思います。
このパートナーズの声も、今回が最後の寄稿です。
最後は、たくさんお世話になったCP先生(現地の日本語の先生)たちを紹介したいと思います。私は2校派遣で、それぞれCP先生が一人ずついました。
一人目は、ヌルル先生です。
ヌルル先生と授業を行うのは、職業高校の17クラスです。
基本的に17クラスは同じ内容の授業を行うので、一度、二度と実際に授業に入ると、やりやすい授業の流れが分かってきます。
授業が終わったら、次の教室に向かいながら「ここはこうしましょう」「あれを先にやりましょう」などと話しながら、どんどん授業を改善することができました。
いつも柔軟に考えてくれて、私の意見を尊重してくれる本当に優しい先生でした。
イスラムのお祝いの日に先生と記念撮影!
元気いっぱいな生徒たちと先生
二人目は、イラ先生です。
イラ先生は、いつも優しく、教え方や生徒たちとの向き合い方がとても尊敬できる先生でした。
例えば、書道の大会に向けて生徒が練習していた時。最初に練習をはじめた頃よりも、ずいぶん上手になっていました。しかし、先生は一言褒めただけでした。
「あまり褒めすぎたら、もっと上手になる努力をやめてしまうから」とのことでした。
またある時、日本語が上手ですが大人しい生徒に、日本語プレゼンテーション大会への出場を勧めました。生徒は出場するか迷っていましたが、出場すると決めた後、先生は全力でサポートしていました。
イラ先生は「優しさ」と「厳しさ」で、生徒たちのモチベーション・能力を引き出すのが本当に上手でした。
休みの日に観光に連れて行ってくれました!
多くの生徒、先生たちと仲がいいイラ先生。
二人の素敵なCP先生のおかげでで、この6か月間は、たくさんの学びと楽しい思い出でいっぱいになりました。
イラ先生、ヌルル先生、本当にありがとうございました!