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気楽に生きる方法

台湾の花蓮高校に派遣中の山本泉里です。

花蓮に来てから7か月が経ちました。いくら「大好きな国」と言っても、やはり生活するとなると話は違います。言葉の壁、文化の違い、突然のトラブルから受けるショックは、どの国の日本語パートナーズ(NP)でも必ず経験することだと思います。

ショックを受けるとびっくりしたり、たまには悲しい気持ちになったりします。ですが、私の意見としては「ショックを受けた自分の状況」を客観視してみると、とても面白くて笑えてくることもあると思うのです。

先月、生徒に見せるために日本で買った「厄除けのお守り」をアパートに取りに帰ったら、鍵を部屋の中に忘れたままロックがかかってしまい、アパートに入れなくなりました。全く厄除けの効果を感じられませんね(しかも生徒に見せるのも忘れました)。
また別の日の朝には、借りていた自転車の籠が強風で取れて消えていました。他の人からは「おもしろいけど、笑い事じゃないよね……」と言われますが、私にとっても笑い事なので全然大丈夫です。

そもそも、生まれたときは何の言語も話せず何も一人ではできなかった私が、異国の地で一人でバスに乗って運転手に「我要下車!!!!(バス降りたいです)」(降車ボタンを押しても止まってくれないため)と叫んだり、コインランドリーに洗濯物をわっせわっせ持っていったりしている状況自体、生命の無限の可能性を感じられてとてもおもしろいです。

このように、トラブルやショックもコントの中の一コマと考えると、気楽に生きられるのでおすすめです(もちろん、開き直ればいいということではありませんが)。

さて、本題です。私は派遣先校の活動として毎週2回「日本語コーナー」を放課後に開設しており、少人数の生徒に日本語や日本文化を教えています。日本語がとても上手な生徒もいれば、ひらがな50音から勉強する生徒もいました。レベルがバラバラなのが大変であると同時に、自分の力試しができている感じがしてわくわくします。

たんぽの作り方を説明しているところです。

みんなのおかげで活動がスムーズに進行しました!

こちらの写真は、11月の日本語コーナーで、私の故郷である秋田県の料理「味噌たんぽ」をつくる活動をした際の写真です。宜蘭高校のNPも手伝いに来てくださり、とても楽しい活動になりました。ありがとう!

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