私が派遣されている台湾南部の高雄市では、先週までひどい雨が続いていました。ここ数日は快晴でとても暑く、また日差しが強く、辛いです。ですが、雨で伸びた草を刈ったあとの匂いがとても気持ちよくて、校内や学校近くの公園を歩くときに幸せを感じます。なんだかんだ、派遣先の高雄が大好きです。
雨のおかげか、校内の花も元気です
私の派遣先校では、日本語の授業が週に12コマあり、授業中は文化紹介や机間巡視をしています。机間巡視中は授業のサポートももちろんしますが、生徒からの質問を受けたり、雑談をしたり、生徒をほめたりしています。私はこの時間も大好きです。
それから、他にも好きな時間があります。それは授業の合間の空き時間です。
私は朝8時ごろから夕方5時ごろまで、ずっと学校にいます。ですから、授業の合間の空き時間が割とたくさんあります。空き時間には授業の準備もしますが、隣の席の先生とお話したり、図書館の事務室などでお茶を飲んだりしています。
先日は空き時間に、図書館の事務室で愛玉(アイユー)を作りました。中華料理のデザートで出てくる黄色いあれです。愛玉は日本ではオーギョーチと呼ばれています。この名前は台湾語からきているそうです。(と、ネット検索で知りましたが、近くの席の先生たちに聞いたところ、そんな呼び方は聞いたことないとのことでした。南部の台湾語だと、「おぅよぉー」という感じだそうです。ちょっとオーギョーチと近い気もします)
給食でも愛玉がでます
愛玉の作り方は簡単です。愛玉子(アイユーの種)を布製の袋に入れ、水の中で「洗」(しぃ)するのです。ちょうど、靴下をつまみ洗いするときのような感じです。まさに「洗」です。
愛玉を洗する私
愛玉を作るとき、硬水でないと固まりません。一度目は天然水で作ったのですが固まらず、たまたまお茶を飲みに来ていた先生のアドバイスで、水道の水を一度煮沸して愛玉作りに使うことにしました。
次に作るときに使ってみようと思っている水
愛玉の材料「愛玉子」
出来上がった愛玉に檸檬汁と竜眼の蜂蜜をかけて、先生方と食べました。おいしくて、幸せな気持ちになりました。