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台湾の卒業式

大家好(こんにちは)!台湾・台北に派遣されている杉田映菜です。

台湾の卒業シーズンは6月。せっかくの機会だからと卒業式に参加してみたら、カルチャーショックだらけでした。

私が派遣されている学校の卒業式のテーマは、『Groovy(素晴らしい)』。卒業式にテーマを設定するなんて、日本の高校ではなかなかないですよね。開始前からびっくりです。プログラムを見ると、歌や表彰など式典の内容は日本とあまり変わらないように見受けられました。

卒業式は学校のホールで行われたのですが、ホールの入り口から装飾が。もちろんステージもしっかり作り込まれています。まるで文化祭の会場にでも来たかのようです。そうして始まった卒業式。校長先生や来賓の話も、日本のようにありがたいお言葉を静かに聞くというよりも、卒業おめでとう!!よく頑張ったね!!という雰囲気。時折生徒からのレスポンスまで聞こえてきます。

何よりびっくりしたのは、卒業式の歌が学校オリジナルであること。卒業式の前に生徒が作詞作曲した卒業ソングに投票して決定されています。1位になった卒業ソングは、しっかりとしたミュージックビデオまで作成されていました。歌も上手で、曲のクオリティもすごい!「白衣黑裙(白いブラウスに黒いスカート)」など自分たちの高校生活に絡めた言葉も散りばめられており、この学校での3年間を振り返ることができる、とても素敵な文化だなと思いました。

投票2位の曲の生演奏もありました。

その他にも、表彰と表彰の間に寸劇が入ったり、ダンスがあったり、もう何から何まで日本とは大違い。日本のように感謝で涙が溢れるような雰囲気も、日本らしくて良いと思いますが、台湾のお祝いムードに溢れる雰囲気も、とてもいいなと思いました。
外国にルーツがある友達はいますが、卒業式がどうだったかという話はしたことがなかったので、とても印象に残る体験となりました。

最後はダンス。会場全体が盛り上がっていました
Writer
台湾 台北
杉田 映菜さん

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