皆さまこんにちは。台湾・宜蘭に派遣されている仲宗根美月です。
4月末に派遣先の高校で文化祭が実施されたので、その時の様子をご紹介します。
私が派遣されている宜蘭高校の文化祭は、基本的に屋外で行われました。1、2年生はドリンクやフードを販売し、3年生は特に販売などせず、ゲストとして文化祭を楽しむようです。舞台ではダンスや歌が披露され、台湾の猛暑にもめげず、かなりの盛り上がりでした。
「せっかくの機会なので、日本文化を何か紹介して欲しい」というお声がけをいただき、テントを1張りお借りして、日本文化の体験コーナーを設けました。「お祭りといえば浴衣だ!」と浴衣体験の実施を即決し、浴衣の着付けと30分間浴衣のレンタルを行いました。日本文化体験コーナーでは、浴衣だけでなく、狐面の色塗り体験や、折り紙、けん玉、こいのぼり製作など、地域の子ども達や先生方のお子さんも楽しめるような工夫を凝らしました。
屋台の外観
狐面を製作中の子ども
浴衣を着て屋台を回る生徒たちの様子はとても華やかで、まるで日本のお祭りに来ているかのようでした。文化祭には、生徒だけではなく、先生方や地域住民の方々も来ていて、沢山の方に日本文化を体験してもらう良い機会になりました。
当日は、生徒が運営側に回って浴衣の着付けを手伝ってくれたり、桃園、台北、花蓮の日本語パートナーズ(NP)も助っ人として来てくれたおかげで、文化祭の日本文化体験コーナーは大成功。生徒と共に青春を味わえた、幸せな1日でした。