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大好きな先生!大好きな学校!

みなさんこんにちは。
現在マレーシア9期として活動している中村亜紗子と申します。

さて、今回はわたしのお世話になっている派遣先校とCP先生(現地の日本語の先生)についてお話しします。

わたしのお世話になっている派遣先校は、ペラ州イポーにある全寮制男子校、Sekolah Tuanku Abdul Rahman中等学校です。現地ではその頭文字をとり「STAR」と呼ばれ親しまれています。マレーシア全国から試験に合格して集まった全校生徒およそ650人、全員がムスリム(イスラム教徒)です。全5学年制で、日本でいう中学1年生から高校2年生までがこの学校で学んでいます。「STAR」の名にふさわしく、マレーシア全国で5本の指に入る優秀校で大臣も数多く輩出、ラグビーで全国制覇するなど、まさに文武両道の学校です。

広々とした学校

そんな生徒たちの1日を知ることができました。

5:00      起床
5:30      お祈り(1回目)・朝ご飯
7:00      登校・朝礼
7:30~14:30    授業
12:00       お祈り(2回目)
14:30       お祈り(3回目)・昼ご飯
15:30〜16:30 学校に戻り勉強
16:30〜18:30 スポーツ
18:30       お祈り(4回目)・夕ご飯
19:30〜23:00 学校に戻り勉強
21:00       お祈り(5回目)
23:00〜23:30 吹奏楽部練習
24:00〜1:00    就寝

全寮制ということもあり、朝から晩まで超過密スケジュール!特徴的なのは、ムスリムの学校のため、お祈りの時間が1日5回あることです。
わたしは学校内に住んでいますが、夜23時に吹奏楽部の練習の音が聞こえてきた時は本当に驚きました。

いつも元気いっぱいに授業を受ける2年生!

いつも元気な2年生と切り紙で桜の木を作りました

続いてCP先生についてご紹介します。
わたしがお世話になっているCP先生はサルワ先生です。日本への留学経験もおありで、日本が大・大・大好きな先生!日本語教師歴は14年のベテランで、現地の日本語の教科書(BAHASA JEPUN)を見ないで教科書に則り授業を進められている姿にはとても驚きました。先生曰く、ページ数も内容も頭に入っていらっしゃるとのこと。先生は日本語の他に地理も兼任され、また校内売店のご担当でもあり、会計や納品業務をこなしながら1日の大半をそこで忙しく過ごされています。

CP先生、サルワ先生と初対面!

サルワ先生はとってもお優しく、またとっても心配性。お忙しい中でも、わたしの事をいつも気にかけてくださり、先生の口癖は「大丈夫?困ったことがあったらわたしにいつでも電話してね!」です。一度本当に困ったことがあり、先生に思い切ってお話ししたところ、派遣先校とは全く関係のないことにも関わらず、まるで家族の様に心配してくださり、親身になって一緒に問題を解決してくださいました。その時に「心配しないで」と言いながらハグしてくださった先生の優しさと温かさは一生忘れません。

派遣期間も残り1か月ほどとなりました。大好きな先生!大好きな学校!のために、生徒や先生の良きパートナーとして、最後まで心と力を尽くしてまいります。

フランス語の先生(左)とサルワ先生(右)に囲まれて
初めてBaju kebaya(民族衣装)を着た記念に!
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