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人生初の……

Selamat siang(スラマッシアン)!こんにちは、インドネシア19期の永井萌梨です。東ジャワ州のグレシック県に派遣されています。先日、人生で初めて入院をしました。

最初は発熱や咳など、風邪のような症状を覚えて、地元の病院を受診することにしました。まず案内されたのはなんと、入り口から受付の間にあるベッド!何人も人が通る中、カーテンを閉めてもらいそびれた私は、人々の視線を感じながら診察を受けました。

その後、奥のベッドに案内され、人生で初めて点滴をしてもらいました。何となくひじ裏あたりに刺されるイメージだったのですが、手の甲に刺されて驚きました。日本も手の甲に刺されることがあるのでしょうか?日本では病院とは縁遠かった私、日本と違うのかすらわかりませんでした(笑)

手の甲に刺された点滴

検査の結果はデング熱。いつの間に蚊に刺されたのか、いやそもそも入院準備なんてしていないぞ、と思っている間にも入院手続きが進みます。が、これがまた果てしなく時間がかかったんです。インドネシアのGom karet(ゴム時間)の洗礼をこんなところで受けるとは思ってもみませんでした。本当にゴムのようにながーく時間が伸びて、何とか病室にたどり着きました。

インドネシアでは「たくさん食べて治す」習慣があるそうで、病院食を1日3食+軽食に加えて、先生方がたくさん食べ物をもってお見舞いに来てくださいました。

病院食は揚げ物もあれば量もあります

薬はなんだかカラフルでした

現地の日本語の先生がいないときは、自分で看護師さんとコミュニケーションをとりました。一日中、病室で何もできずにいた私にとっては、インドネシア語を頑張るチャンス!と、ちょっと楽しかったです。お忙しい中、つたない私のインドネシア語に付き合ってくださった看護師さんに感謝です。
そんなこんなで症状も落ち着き、無事に退院することができました。数日を共にした点滴が外れた時は解放感に溢れていました。貴重な経験でしたが、二度目はありませんように!皆さんも蚊にはお気を付けくださいね。

Writer
インドネシア グレシック
永井 萌梨さん

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