みなさん、こんにちは! 台湾・花蓮に派遣中の青木玲奈です。
派遣先校では日本語の授業のアシスタントをしています。そのほか、地理の授業で日本食文化をテーマに、おにぎりをみんなで作ったり、音楽科の授業で私が幼少期から習っている長唄を披露して、みんなにお三味線に触れてもらうなどの日本文化紹介もしています。
お三味線披露の様子
食文化紹介の様子
そんな日本語パートナーズの活動ですが、「語学ができればもっとスムーズにいくのに」と感じることもあります。台湾の方々は本当に優しいので、私の拙い台湾華語も頑張って聞き取ろうとしてくれます。しかし、その優しさに恐縮することもしばしば。そのため、「楽しみながら台湾華語を覚えたい」と思い、家では必ずテレビをつけて生活しています。今日は、テレビに関する日本と台湾の違いや、感じたことをいくつかお伝えしたいと思います。
ケーブルテレビの機械
1:必ずケーブルテレビの契約が必要!
日本でもケーブルテレビを契約しないと見られないところがありますが、こちらでは、どの家庭でもテレビを見るにはケーブルテレビの契約が必要です!有料なので、若い世代はテレビを持っていなかったり、あくまでインターネット動画視聴用のモニターとして利用する人が増えているようです。
2:不思議なチャンネルたち!
セミプロのような方が視聴者からのリクエストに応えてカラオケでひたすら歌い続けているチャンネルや、お坊さんが説教しているチャンネルがいくつもあります。現地の方曰く、「カラオケのチャンネルは、年配の方々はよく見ている」とのこと。仏教のチャンネルについては、安価でケーブルチャンネルを開局することができるため、布教活動の一環としてお寺がチャンネルを持っているんだそうです。
3:日本の番組もたくさん!
日本で放送が終わったばかりのドラマ『VIVANT』が始まりました。日本語放送は、一見、語学の勉強にならないのでは?と思われるかもしれません。しかし、字幕があるので、「こういう状況では、こういう言い方をするんだな」と直接的に頭に入ってきて、とても勉強になります。私が毎日癒されているのは『ちびまる子ちゃん』。これは台湾華語で放送されており、声優さんたちの声も日本の方と似ていて、癒されながら勉強しています。
まだまだわからない言葉が多いのですが、少しずつでも言葉を覚えて、台湾の皆さんとスムーズに交流ができるようになれるよう、努力したいと思います!