最新情報はこちら 最新情報はこちら

カンチャナブリーを探究しよう

こんにちは。タイのウィスッタランシー カンチャナブリー学校に派遣されている渡邉梓です。
今回のテーマは、「カンチャナブリー」です。
カンチャナブリーはバンコクから西に車で約2時間半、ミャンマーと国境を接している県です。今回は私が行った中でのおすすめの場所を紹介します。

① クウェイ川鉄橋&泰緬鉄道博物館

映画『戦場にかける橋』のモデルになった場所であり、日本に深く関係のある場所です。この橋は第二次世界大戦中に日本軍が敷設した泰緬鉄道の一部になります。鉄道博物館は、その泰緬鉄道がどのように作られたのか詳しく知ることができます。泰緬鉄道は“Death Railway”と呼ばれ、連合軍の捕虜兵士や現地住民などの、多くの犠牲を払って作られたということがわかります。

クゥエイ川鉄橋。線路上は歩くことができ、川の反対側まで行くことができます

泰緬鉄道博物館
泰緬鉄道や当時の様子が詳しくわかります
② モーンブリッジ&スリーパゴダズパス

モーンブリッジは、世界で2番目に長い木造橋です。ちなみに、世界で一番長い木造橋は、私の出身県、静岡県にある逢来橋です!橋を渡るとモーン族のコミュニティがあり、カンチャナブリーの街中と違う雰囲気を味わうことができます。ここには、雨季になると湖の中に沈み、乾季になると姿を現すお寺もあり、ボートで見に行くことができます。モーン橋からさらに西にバスで30分行くとスリーパゴダズパスがあります。パゴダとは仏塔、パスは峠という意味です。この3つの仏塔はカンチャナブリーの県章にも使われています。 仏教はインドからここを通ってタイに入ってきたと信じられており、アユタヤ時代には、ビルマ軍がここを通ってタイに侵攻したそうです。実はここも日本と関係する場所です。泰緬鉄道はここを通ってミャンマーまで敷設されていました。今は、レプリカの線路が両国側に残されています。モーン橋に行くまでカンチャナブリー市内からバスで約3時間半!しかし、行く価値があります。

モーンブリッジ。下から見る橋は圧巻です!川の向こう側にはモーン族のコミュニティがあります
*モーン族はタイ北部に暮らすモン族とは異なります

スリーパゴダズパス。目の前はもうミャンマーです
ミャンマー製品を売るお店もあり、国境沿いの雰囲気を味わえます

カンチャナブリーの県章。これを見たら、スリーパゴダズパスに行かない選択肢はありません!

他にも紹介したい魅力的な場所がたくさんあります!しかし、まだまだカンチャナブリーを探究しきれていません。せっかくカンチャナブリーに派遣されたので、派遣先もさらに『深』く『究』めたいと思います。

Writer
タイ カンチャナブリー
渡邉 梓さん

この人の書いた他の記事

タイの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP