みなさま、こんにちは!タイのチョンブリーに派遣されている須崎琴音です。
1学期が終了し、残りの任期も2か月弱となった今、1学期の活動の振り返りをするためにパートナーズの声に初投稿することにしました。
私の派遣先校はPrincess Chulabhorn Science High School Chonburi(プリンセスチュラポーンサイエンス ハイスクール チョンブリー学校)です。学校名からわかるように、この学校はチュラポーン王女(現国王ラーマ10世の妹)によって設立され、理系科目に重点を置いた教育を行なっています。全生徒は国費で賄われている奨学金を得られるため、無料で教育を受けることができるそうです。全寮制の学校で、生徒は学校の敷地内にある寮で生活しています。また、Princess Chulabhorn Science High Schoolはチョンブリーだけでなく、タイ全土に合計12校あります。
校舎はとても綺麗です
先程述べたように、この学校は理系科目に力を入れているため、どうしても日本語学習の優先順位は低くなってしまいます。そんな中で少しでも日本語を学びたいと思ってもらえるように、1学期は活動してきました。今回は、特に印象に残った活動を3つ紹介したいと思います。
1つ目は七夕です。派遣されて最初のイベントだったので、印象に残っています。浴衣の着付け体験をしたり、短冊に願い事を書いたり、朝礼で全校生徒の前で七夕物語の劇を披露したりしました。生徒たちの笑顔をたくさん見ることができてとても嬉しかったです。
浴衣を着て生徒と写真を撮りました!
生徒が書いた短冊
2つ目はお弁当作りです。限られた材料で個性溢れる工夫を凝らしたお弁当を作っていて、タイの生徒の手先の器用さと発想力の豊かさを改めて感じました。
お弁当作り、みんな上手にできました!
3つ目は、福笑いです。「上」「下」「右」「左」の言葉を教えたら、すぐに覚えて使って遊んでくれました。見慣れないひょっとこの顔が面白かったのか、生徒たちの反応が良かったのを覚えています。
福笑いで遊ぶM1(中学1年生)
今回は、うまくいった活動を紹介しましたが、反省点もたくさんあった1学期でした。残り少ない任期ですが、2学期はもっと日本が好きになってもらえるような活動をしていきたいです!