みなさん、こんにちは! 台湾・花蓮に派遣中の青木玲奈です。
派遣が始まってから2か月。今回は約100日間の派遣のため、あっという間に半分が過ぎ、どんどん自分の住んでいる街・花蓮を好きになってきました。今回は、私の住む街についてご紹介したいと思います。
派遣先が決まったときは、恥ずかしながら花蓮という都市の名前を知らず、とにかく美しい名前の都市だなというのが第一印象でした。しかし、初めて聞いた都市名でしたし、不安もたくさんありました。いざ、派遣が始まり、花蓮駅に着くと、とてもきれいな駅で、駅前や街中にはお店がたくさん!さらに私が住むあたりは街路樹もあり、前方には海、後方には山が見え、一気に不安が吹き飛びました。
花蓮で最も有名な観光地は、太魯閣国立公園です。総面積92,000haもある自然公園には、大理石を侵食して形成された渓谷があります。そのそばには、清水断崖と呼ばれる断崖海岸や、七星潭と呼ばれるビーチがあり、いずれも国内外からの観光客でにぎわっています。
清水断崖
また、街中には、松園別館や、花蓮文化創意産業園区といった日本統治時代からの歴史的建築物もいくつかあります。その中で一番のおすすめは、花蓮鐡道文化園区です。ここは1982年まで駅として使われていたようですが、現在はリノベーションされて、なんと映画館になっています!ミニシアターで、毎日上映される作品が変わるので、様々な作品を楽しめます。
花蓮鐡道文化園区電影院
もちろん、花蓮は食事もおいしい!!扁食(ワンタン)がおいしいことでも有名で、街中にいくつもワンタン屋さんがあります。さらに、花蓮には国内最大級といわれる東大門夜市があり、ここは毎晩開市されているうえに、多くの夜市と違い、車やバイクが入ってこないので、安全にゆっくりと夜市を楽しむことができます。原住民(移民が来る前から台湾に住んでいた人々に対する台湾での言い方)の方のお店も多く出店しており、なかなか食べられないレアな食事もいただけます。
東大門夜市
そして、花蓮はおしゃれなカフェもたくさん!童話の中にいるような心地になるスターバックスや、隈研吾さんデザインのスターバックス花蓮湾ストアは大人気です。さらに、花蓮高校の日本語の先生はバリスタもやっていて、珈琲月というカフェを開いています。先生が焙煎し、淹れてくれたコーヒーは最高においしいです!!
童話のようなスターバックス
珈琲月
いま、ご紹介した以外にも、温泉地があったり、原住民文化館があったりとまだまだ紹介しきれない部分が多いので、ぜひ、皆さんも台湾にお越しの際は、花蓮まで足を伸ばして、自ら体験・体感してみてください。