さばいでぃー!(こんにちは)
ラオスの首都ビエンチャンに派遣されているアンナです。
私の派遣先校はビエンチャン校です。当校は1年生(日本の小学校6年生)から7年生(日本の高校3年生)までの7年制で、全校生徒数は3,500人以上、日本語履修者だけでも約750人、教師の数は100名以上のとても大きな学校です。
今回は派遣先校で行われた行事と「教師の日」について紹介します。
まずは行事についてです。二つの行事がありました。一つ目は、10月5日に行われたバレーボール大会です。当日の放課後にCP先生(現地の日本語の先生)から突然「アンナさん、今日授業の後で、踊りに行きます。行きますか?」と誘われ、何か分からず付いて行くと、学校の中庭で先生方がバレーボールをしていました。観客の生徒たちに見守られながら、バレーボールの試合とラオスの踊りを交互に行うというものでした。初めて顔を合わせる先生方も多い中、踊りだけでなくバレーボールの試合にも参加させて頂きました。中盤以降は私も試合に熱が入り、現地の他の科目の先生同様、裸足で足の裏を土まみれにしながら試合を楽しみました。
バレーボールの試合後の集合写真
二つ目は10月6日に行われたセレモニーです。セレモニーではまず、生徒の生演奏に合わせて先生方とともに会場に入場しました。また、定年退職された元教員の方も多数、来賓として来られていました。生徒たちが舞台の上で次々と踊りや歌を披露してくれ、ボランティア先生として韓国人、中国人の先生方と共に表彰して頂きました。セレモニーの後は昼食として先生方のお食事会があり、ラオス料理をたくさん食べ、ラオスの踊りを何度も踊り、お祭り騒ぎでした。
セレモニー中に生徒からお花のブーケをもらう様子
現地の日本語の先生と「教師の日」を祝う掲示板の前での集合写真
次に私が体験したラオスでの「教師の日」についてです。「教師の日」は生徒たちにとっては先生方に日頃の感謝を伝える機会のようで、イベントがあった週は月曜日から生徒が先生にお祈りの言葉を伝えたり、プレゼントをあげたりします。まだビエンチャン校に派遣されて1か月程度しか経っていない私にもプレゼントをくれる生徒は大勢いて驚きましたが、とても嬉しかったです。「私は生徒に何ができるだろう?」「生徒のために4か月という時間を無駄にできない!」と改めて強く感じました。