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私の学校生活

サバイディー(こんにちは)。ラオスのビエンチャンに派遣されている青西涼子です。中高一貫校のポンタン校の日本語授業補助を担当し、クラス数の多いビエンチャン校の応援にも行っています。今日は私の派遣先校での生活を紹介します。

ポンタン校は8時から授業開始、16時終了です。7時ごろに家を出て、歩いて学校に行き、7時半ごろから日本語教師室で授業の準備をはじめます。

学校では、英語や数学などを専門とする先生たちが研修を受けて、日本語の授業もしています。私は発音、板書、生徒への巡回支援等を行います。空き時間は次のクラスで提示する板書用ポスターの作成等、授業の準備です。また、ポンタン校では、週1回、日本語指導の先生4人に集まってもらい、一緒に日本語の勉強もしています。

板書した文字を発音し、生徒がリピートしています

11時半から1時が昼休みです。昼食は、持ち寄ったものを日本語教師室で食べたり、職員室で大勢で食べたり。ラオスの主食のカオニャオ(蒸しもち米)と先生たちがつくったラオス料理は本当に美味しくて、毎日の楽しみです。私も日本食や総菜をつくって持参しています。昼食後はござで昼寝をする先生もいます。これもラオスの習慣ですが、少し寝るのは、午後の授業のために良さそうです。

昼からお鍋もあり。スープに豚肉、野菜と香菜たっぷり、
春雨、卵も入れて、ゴマだれ風味噌でいただきます。

担当している日本語クラスでは、日本文化の紹介もしています。これまでに、「ふろしき体験」「書道」「おにぎりづくり」「おりがみ」「盆踊り」「あんこ団子試食」等の活動を行いました。日本語の授業ではつまらなそうにしているのに、見本よりも上手に折り紙を折る生徒や、書道で集中する生徒、ふろしきの面白い活用を思いつく生徒もいます。文化紹介は生徒のいろいろな顔が見られる貴重な機会です。

ポンタン校4年生クラスは折り紙で「風船」「ハートどきどき」「シュリケン」を折りました。
大きな折り紙で実演。もっと折りたくて、放課後にまたやることになりました

ポンタン校5年生クラスはツナマヨネーズと肉みそのおにぎりをつくりました。
ラオスでも日本風おにぎりは売っているけど、皆、食べた経験はなく、
つくることと食べることを楽しみました。

ビエンチャン校3年生のクラスでふろしきを紹介し、本、ペットボトル、ボールを包みました。
ペットボトルホルダーが人気。
最後に何人もの生徒が来て、一緒に風呂敷を丁寧にたたんでくれました。

もう、派遣期間が残り1か月になってしまいました。普段の日本語授業でも生徒がより楽しく過ごせるよう工夫して、大切に過ごしていきたいです。

Writer
ラオス ビエンチャン
青西 涼子さん

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