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ひらがな、カタカナの学び方

大家好!台湾・桃園に派遣されている和田理沙です。

今回は寿山高中(高等学校)で行われている、ひらがな、カタカナの学習方法についてご紹介したいと思います!

実は、留学ビザで日本に来る生徒たちは、それぞれの国ですでにひらがな、カタカナの学習を終わらせてから来日することが多いです。ですので、日本語パートナーズとして派遣が決まった時から、台湾の高校生たちがどのようにひらがな、カタカナを学んでいるのか、ぜひ知りたいと思っていました。

もちろん先生によって教え方はさまざまだと思いますが、基本的に寿山高中のどの先生も「きれいに書く」「理解して書く」ということに重きを置いているように感じています。例えば以下の画像のとおり、なんとなくで曲線を描くのではなく、「横の線と同じ高さで曲がる」、「大きく広がらないように気を付ける」等、基準線を元にひらがな、カタカナを書いています。

「わ」と「ワ」を解説する先生

また、似ている漢字を提示して、覚えやすくすることも特徴の一つです。ただし、その際、漢字と違う点も指導しなければなりません。例えば「や」だと、「也」と似ていますが、三画目は曲がりませんので、要注意です。そうして一つずつ丁寧にひらがな、カタカナを学んでいくことで、「読む」「書く」の理解度が上がり、その後の学習をよりスムーズに進めることができているように思います。

その他にも、ひらがな+それを使った単語を覚える、という方法も行われています。例えば、「る」+「くるま」、「わ」+「わに」等です。「を」の時には助詞の「を」として教え、「手を洗います」「顔を洗います」「服を洗います」と言葉が広がっていきました。

黒板いっぱいに広がったひらがなと関連するフレーズ

ひらがな、カタカナは似ている形も多く、厄介だと感じる学習者も少なくないと思います。ですが、こうして丁寧に着実に学んでいくことが重要なのだと知ることができました!

Writer
台湾 桃園
和田 理沙さん

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