応募書類に書いたこと、面接で話したことは?
大家さん:私は、日本語パートナーズという事業に対してどう感じているか、派遣先でどんなことを達成したいか、ということを書いたと思います。
木下さん:私の場合は、まず日本語パートナーズのウェブサイトの募集要項をとにかく熟読しました。どういう人を求めているのか、先輩方の現地での様子や体験記などをたくさん読んで、自分だったら何ができるだろうとイメージして書類を作成しました。面接でもそういったところを重点的にお話ししました。
菅原さん:私は目立った特技がなかったので、等身大の自分で精一杯できること、ありのままの自分でいかに頑張れるか、という点を重視して書類を書きました。面接は、ひと通りマレーシアについて調べて臨みましたが、何よりもリラックスして話すことで“普段の私”を見てもらおうと心掛けました。
柳浦さん:私は、応募理由については木下さん同様に情報を仕入れつつ、私が海外に興味を持ったきっかけを含めて書きました。面接では、菅原さんと同じように緊張しがちなので、格好つけずに自分の言葉で話すように心掛けました。
書類や面接で重要視されていると感じたことは?
木下さん:面接で歌が好きと話したところ、「では、歌ってみてください」という展開になり、即興で歌いました。その人の即興力や対応力を見ているのかなと感じました。
菅原さん:同期のパートナーズにも聞いてみたのですが、木下さん同様に「歌を歌ってください」と言われた人が多かったです。柔軟性といいますか、無茶振りにどう対応するかを見ているのかなと思いました。
現地で現地語をどのくらい使いますか?
大家さん:私がいたマレーシアは多民族国家なので、マレー語以外の言語も同じくらい飛び交う環境でした。マレーシアの多くの方は英語が話せるので、英語も同じくらい使う頻度が高かったように思います。
柳浦さん:私もマレーシアにいますが、英語を話せないタクシー運転手さんもいるので、そのような場合にはマレー語を使うことがあります。また、日本語の授業では現地の先生から「日本語を使ってください」と言われますが、現地の先生が不在で日本語だけでは生徒に伝わらないときに、マレー語で会話を補足する場面はありますね。
木下さん;私がいるカンボジアのプノンペンは、レストランやカフェの店員さんは英語が話せる人が多いので英語で大丈夫なのですが、ローカルの市場などに行くと英語を話せない人がほとんどなので、「これはいくらですか」とか「これが欲しいです」など簡単なフレーズは現地語で話せた方が暮らしやすいと思います。派遣前研修で現地語の授業があるので、そこである程度は勉強できます。