日本から持ってくれば良かったもの/持ってきて良かったもの
大きな荷物にならないよう現地調達が基本ですが、欲しいものが海外ではなかなか手に入らなかったり、売っている場所が遠かったりすることがあります。東南アジアを訪れる際には、持参リストとして雨具や常備薬などさまざまなものが推奨されていますが、いざ滞在してみると、他にも欲しいものが出てきたり、予想以上に大活躍したりするものがありました。
タイ
岡田春奈さん (派遣先:タイ ウッタラディット県)
基本的には現地調達で間に合うものが多いですね。ただ、私たち日本語パートナーズが授業で使うための日本製品は持ってくれば良かったと思いました。例えば折り紙や日本食(特にだし、ふりかけ、のり)など。そしてお世話になる先生が思ったよりもたくさんいらっしゃるので、タイ人の女性が喜びそうな美容用品(例えば日本の洗顔料など)を持ってくれば良かったです。
インドネシア
松田雪さん (派遣先:インドネシア 西ジャカルタ)
ずばり、アリ対策グッズです。私の部屋はちょっと古い建物の15階にあって、「15階なんだから蚊は来ないかな」と思ったのですが……いるのです、別の勢力が!! 確かに「蚊」はいません。この点は間違いありません。ラッキーです。しかし……はいずりまわる全長0・5mmくらいの小さなアリがあっちにもこっちにも!!! アリの他にも、出入り口のドアの下をいろいろな虫さんが出たり入ったりしていることが判明しました。徐々に慣れていきます(笑)
竹内真琴さん (派遣先:インドネシア ブカシ)
欠かせないのは、蚊対策グッズですね。気になる時にシュッと一吹きできるスプレー式がオススメです。電源や電池が不要なのもポイント。赴任地に来てからの数日間で、既にたくさんの蚊を倒してくれました! 持ってくれば良かったものは、巻き寿司を作る際に使う「巻き簾(す)」です。日本の文化を伝えられる強力なツールになったと思います。
滞在期間が長くなると、「母語(日本語)で書かれた本」に飢えることもしばしばあるようです。書籍は紀伊國屋書店などの大手書店で入手できます。品ぞろえは素晴らしいものの、日本の2倍の価格だったりすることも! 電子書籍を読めるようなツールを持っていくことをオススメします。ちなみに、国際交流基金の現地事務所には図書館が併設されていて、そこでは日本の新聞や雑誌、書籍を読むことができます。是非ご活用ください!