日本語パートナーズの部屋を一挙公開!
温暖な気候から、長期滞在先として人気の東南アジア。住むところや現地での暮らしぶりが気になるところですが、日本語パートナーズが自分たちの住まいを例に、現地の住宅事情をお伝えします。
※住居環境や感想には個人差があります。
タイ
武正直之さん (派遣先:タイ ナーン県)
学校内にある外国人寮で暮らしています。床がタイル貼りのワンルームと水場(シャワーとトイレ一体型)があります。共同のキッチンがありますが、男4人の共同生活なので全く必要とされず、埃(ほこり)をかぶった状態です(笑)。家にいる朝と夜の時間帯は涼しいため、エアコンや扇風機をつけることなく快適に生活できています。
日野友香さん (派遣先:タイ プレー県)
学生や、外国人も暮らしている普通のアパートでICカードをかざして門を開けるオートロックのアパートですが、肝心の門はなぜかいつも開きっぱなしです。が、防犯カメラはいくつも付いていて、安全なのかそうでないのか全然わかりません(笑)。
お風呂の天井には謎の穴があいていて、お世辞にもきれいとは言えませんが、お湯は出ます。換気用の窓は固定式で開閉ができないのですが、そこからなぜかハト1羽、スズメ2羽が侵入してきて一人で泣きながら大騒ぎしました。部屋の中を自由に飛び回る鳥ほど怖いものは今のところありません。
備品はベッド、ドレッサー、勉強机、椅子、冷蔵庫、タンス、テレビ、電子レンジで、最近Wi-Fiも付きました! 扇風機は先生が学校から担いで持ってきてくれ、また、私のために、キティちゃんのマットを3枚用意してくれました。
一階にはコインランドリーと給水機があります。10バーツコインがないと洗濯できないので10バーツコイン貯金必須です。床はピンクのタイルで、掃除がしやすいですが、毎朝、床を掃くと大量の虫さんが落ちているので悲しい気持ちになります。が、ドアや窓の隙間に雑巾を詰めたら、それも激減しました。
大家さんはチェンマイ大学の先生で、英語でのコミュニケーションが可能です。鳥事件やいろんなことを相談していますが、いつも丁寧に対応してくださいます。いろいろありますが、なんとか暮らしていけるレベルではあると思います。
橋本美香さん (派遣先:タイ トラン県)
タイ人と同じアパートに住んでいます。部屋はベッド、テレビ、机、シャワー、トイレがあります。日本と違うのはタイではほとんどがダブルベッドです。トイレは桶ですくった水を使って流します。もちろん、トイレットペーパーは流せません。
インドネシア
藤谷尚子さん (派遣先:インドネシア 西ジャカルタ)
民家が続く狭い路地の一角に高い壁がそびえ立つ。扉の向こうに私の住むコス(学生・社会人向け単身住居)がある。出入りの度に門番のお兄さんに鍵を開けてもらうのは面倒だが、セキュリティーを考えたら仕方ない(ちなみに来訪者は身分証明書の提示を求められるが、IDカードを忘れた友人を、名前を聞いただけで通してくれたのはご愛嬌)。
コスとはいえ、ロビーや部屋はちょっとしたホテル並み。ジャカルタ在住の友人に見せたところ、「コスと言うからどんなところかと心配したけど、これなら十分じゃない」。しかし、私の部屋には大きな難点がある。室内がめっぽう暑いことだ。窓はあれども風の通りが非常に悪いためか、夕方帰り着くと部屋は蒸し風呂状態。見かけが豪華なベッドは熱を発している。というわけで、コスにいる間はできるだけ、日当たり良好かつ風通しも良くて涼しい廊下の共用スペースに避難している。
東南アジアで活躍する日本語パートナーズの住宅事情は、いかがでしたか? 派遣先によっても事情は異なるようですね。オートロックだったり、ドアマンがいたりと、セキュリティーに配慮した住宅も見られました。虫については、前回の投稿でも、蚊やアリの対策グッズが必要だという声が上がっていました。現地で心おきなく活動するためには、安心して生活できる環境は大切ですね。