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豆つかみゲーム

サワディーカー(こんにちは)
みなさん、はじめまして!
バンコクから車で約2時間の場所に位置するチャチューンサオ県に派遣されている松本夏奈です。

現在私は、ベンジャマラートランサリット3チャナサーンウィッタヤー校(通称・ベン3)という公立の中高一貫校で活動しています。 ベン3は生徒数約500人強の比較的小さな学校ですが、全校生徒が卒業するまでに一度は日本語の授業を受けるため、生徒全員が日本語の挨拶を知っています。なので、校内を歩いていると「おはようございます」や「こんにちは」と元気よく声をかけてくれる生徒がたくさんいます。

今日はそんなベン3でのある日の授業の様子を紹介させていただきます。

この日は中学3年生の2コマ(1コマ50分)連続の“数字”に関する日本語の授業がありました。さらに、この日は節分でもありました。そこで日本語の“数字”と節分の文化紹介を組み合わせて教えられないかと考え、あるゲームをすることにしました。 そのゲームとは、題して「豆つかみゲーム」です。

「豆つかみゲーム」とは、紙皿を二枚用意して片方の紙皿に大豆をいっぱいに入れ、お箸を使ってもう片方の紙皿に豆を移すという至って簡単なゲームです。しかし、移す豆の数は教師が日本語で言うのです。よって、日本語で数字を覚えなければこのゲームで勝つことはできません。

まず、1コマ目の授業では日本語の“数字”を教えました。初めは慣れない数字の読み方に生徒たちは戸惑っていましたが、一生懸命友達と協力しながら楽しそうに覚えていました。

派遣先での生徒の写真1
“数字”の授業風景
派遣先での生徒の写真2
数字を一生懸命覚える生徒たち

次に、2コマ目の冒頭で節分とは何かを説明しました。生徒たちは興味津々に話を聞いてくれました。

派遣先での生徒の写真3
節分を解説するCP先生(現地の日本語の先生)

そしてついに、AチームとBチームに分かれて「豆つかみゲーム」のスタートです。

派遣先での生徒の写真4
景品のシールを争ったAチーム対Bチームの戦い
派遣先での生徒の写真5
豆つかみに苦戦する生徒たち

生徒たちは頭と身体両方を一生懸命に動かして、ゲームは大いに盛り上がりました。

残り少ないタイ生活ですが、日本のファンを1人でも増やせるように全力で駆け抜けたいと思います。

Writer
タイ チャチューンサオ
松本 夏奈さん

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