学校生活にもだいぶ慣れてきて、生徒たちも、私と交流することに慣れてきました。生徒から、「おはようございます」という挨拶が多く聞こえるようになったり、休み時間中、日本語教室に「もえかさ~ん!」と遊びに来る生徒が増えました。
少しずつですが、生徒たちにとって日本語が、「机上の言語」ではなく「生活の言語」へと変化しています。自分の存在が、生徒たちにとってプラスになっていることを実感できると、とても嬉しいです。
先日、日本の夏が近いということで、浴衣の着付けを行いました。
浴衣のアイテムを紹介する様子
まず最初に、「これは、帯です。」などと説明し、浴衣のアイテムを紹介しました。そして自分で浴衣を着せて見せながら、着方の紹介をしました。初めて1人で浴衣を着たので苦戦しましたが、なんとか着ることができました。生徒たちは、初めて見る浴衣をiPadなどで熱心に撮影していました!
生徒同士で着付けに挑戦する様子
私の説明を聞いて、生徒同士で浴衣を一生懸命に着せ合いました。みんなで協力しながら綺麗に着せることができましたし、説明を1回聞いただけで、浴衣を着せることができる生徒たちに驚きました。私は何度も母に浴衣を着せてもらっているのに、浴衣の着方をマスターできない自分が恥ずかしくなりました(笑)
綺麗に浴衣を着つけることができた様子
浴衣を着せる様子
より多くの生徒たちに浴衣を着てもらえるように、帯をきつく締めすぎないように気を付けながら、私も生徒に着付けを行いました。1人で浴衣を着せていると、生徒たちが、帯や下駄を持って来てくれました。とても優しくて、協力的な生徒たちのサポートがあって、日々授業を行っています。
浴衣を着て記念写真を撮る様子
初めての浴衣に大満足の3年生でした。