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ベトナムでの手巻き寿司実習!

みなさん、お元気ですか? “日本語パートナーズ”ベトナム1期からフエに派遣された私たちは、1月に合計5回の手巻き寿司実習を実施しました。

1年生(日本では高校2年生にあたる)の教科書に手巻き寿司が掲載されている事情で、今までも現地日本語教師が実施していたということもあり、「日本人が来たのだからぜひ日本人に実施してほしい」という要望が着任早々にありました。 “日本語パートナーズ”の國近は以前、高校の家庭科教師でしたから、願ってもない展開だったわけです。新設日本語クラブも1回目は多数決で寿司実習に。家庭科クラブもぜひ寿司をということになって、合計5回の実習になってしまいました。

しかし、その気になって教科書をよく見ると、記載されている合わせ酢の分量が、どう見ても通常の約2倍なのです。 そこで、現地調達のジャポニカ種の米、同じく米酢、塩、砂糖を使用して記載通りの分量で試食会を開きました。 “日本語パートナーズ”の國近と白井、日本語指導助手の平田の3人で行った試食の結果は、「甘い卵焼きと一緒に巻いたら、食べられなくはないけれど酸っぱすぎる」というものでした。 次は合わせ酢を半量にして再度試食。「やはりこっちだね」という結果で、この分量でいこうと決めました。

当日は“日本語パートナーズ”が宿舎で寿司飯にして持参、卵は焼いて、ニンジンはゆでて、キュウリは洗って、持参することになりました。

さて、授業開始。 私たちがアシスタントをしている日本語の先生が新しい単語や作り方を(“日本語パートナーズ”は絵図や実物を見せながら) 説明し、“日本語パートナーズ”が単語を発音。生徒が唱和したら、いよいよ実習です。 まず、ベビー用のウェットティッシュで手をきれいにしてから順番に巻いていきます。 クラスによって酢飯と具のセットを2~4組作って、それに合わせてグループごとに実習したので、スムーズに進み、少なくとも2回以上手巻き寿司を食べることができたようです。 11年生といっても、学校によって、生徒数も使える時間も異なります。 45分で終了しなければならない場合は、具材は全部切って持っていく。2コマ続きで90分使える場合は、具材を教室で(細く、長く)切ったり、ツナ缶を開けて油を捨ててマヨネーズを混ぜたり、実習後、1人ずつ前に出て感想をのべたり、感想を書いたりして、時間調整をしました。

日曜日は生徒と待ち合わせて買い出しをしたり、下ごしらえや後片付けなど大変ではありましたが、生徒のうれしそうな様子を見ると「ベトナムに来て良かった。寿司実習も楽しかった」と話しています。

 

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ニンジンとキュウリとのせて……生徒たちが作ります!

 

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楽しく、そして真剣に進む手巻き寿司実習

 

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楽しく実習ができました!
Writer
ベトナム フエ市
國近 素子さん・白井 友恵さん

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