5月に開催される日本語フェスティバルJLFestも間近に迫ってきました。
生徒はソーラン節の踊りと、コーラルスピーキングの優勝に向けての特訓や、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の歌に合わせたビデオ撮影にと忙しいです。
このビデオはJLFestに参加する学校の中で、人気投票をして競うものです。生徒はこの歌のテーマに沿ったドラマを、アイデアを出しながらシーンごとに、例えば教室や学校の中庭で撮影をし、何度も編集したのち完成させました。
内容は転校生の女の子が、学校の男の子に一目惚れするけれど、恋敵の女の子がいて……という少女漫画さながらの設定で、こちらが赤面してしまう場面も多々あります。
ソーラン節の踊りは、なかなか振りが覚えられない生徒たちもいる為、毎週木、金曜日は朝練習をしています。
コーラルスピーキングはセリフを覚えつつ、話すリズムもみんな一緒のタイミングに揃うよう何回も練習を重ねています。アドリブは生徒主体で考え、私は発音の部分でお手伝いしています。
そんな中、4月2日に、3回目の日本語クラブが開催されました。
生徒は、日々の勉強やクラブ活動等でとても忙しいです。更に毎日暑いので（35℃！）、冷たいそばと日本のお菓子で、おもてなしする事にしました。
通常のそばに加え、茶そば、そして素麺を用意しました。そばつゆは、前日に調理して用意しました。薬味のねぎは近所のスーパーにあったので、調達できました。
当日はそばの栄養、種類、つゆについて説明しましたが「梢さん、早くそば食べたいよー」と生徒に言われ、説明はほどほどにみんなでそばを作りました。
他の先生方も招待し、みんなで美味しく食べました。そばは人種に関わらず大人気でしたが、意外だったのはつゆが美味しいと、みんな飲み干していたことです。先生方はつゆの作り方を知りたいとの事で、自宅でそばつゆ作りのレクチャーをすることになり、新たな楽しみが増えました。
