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とってもオープンな人付き合い

クダ州に派遣され、早4か月が経とうとしています。今回ご紹介するのはマレーシア人の“人付き合い”について。マレーシア人の人付き合いの仕方はものすごく「オープン」です!

日本では、初めて会った人を家に招いたり、一緒に買い物をしたり、映画を見に行ったり、自分の田舎に連れて行ったり、泊まらせたり、結婚式に招いたりすることは、あまりありませんよね?こちらでは日常茶飯事です。その証拠に、これらは全て、この4か月の間に私が経験した出来事です。私が、土地勘のない外国人だからというのもあるとは思うのですが、それにしても「オープン」ですよね?

私の住んでいる町は田舎なので、大きなショッピングセンターや専門店などへ行きたい時は、車で30分程かけて州都まで出る必要があります。そして、私の移動手段は、自分の足と自転車のみ。でも、何か用事や困りごとがあっても、ここでは焦る必要性を感じません。なぜなら、困ったことがあれば、学校の先生達や近所の人達が、必ず助けてくれるからです。これは、マレーシアの国民性から来るものなのかもしれません。

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同じ20代で仲良しの先生と。州都にあるショッピングセンターにて。
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先生たちと、学校のすぐそばのレストランでココナッツシェイク・ブレイク。

まだ薄暗い朝7時ごろ、通学路には小さな屋台がいくつか出ます。私のお気に入りは、マレーシアの定番朝ごはん”Nasi Lemak”と、色んな種類のお菓子(Kuih-muih)を売っている屋台で、屋台を営む夫婦とお話しながら、どれにするか選ぶのが毎回楽しみです。

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なんと、Nasi Lemakはたったの1リンギット(約30円)、お菓子は三つで同じ値段!

家の近くには、美味しいレストランがあります。店員さんたちとはすっかり顔見知りで、私が行くと「きょうは何を食べたいの?」と聞いてくれます。おなかが空いたときの、心強い味方です。

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家の近くのレストランにて記念撮影。

この4か月間で、カルチャー・ショックを受けることは勿論ありました。でも、国が違っても同じなんだなぁと実感するのは、人の心を温めるのは、いつも人の優しさであるということです。残り5か月の派遣期間、毎日感謝の心を忘れず、大切に過ごしていきたいと思います!

Writer
マレーシア ケダ州
髙木 桃子さん

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