私の任期も残り少なくなりました。去年の今頃は派遣前研修中、ブルネイ2期は1人派遣ですが、マレーシア3期、台湾1期と一緒に派遣前研修を受けた私は、他国はみんな同期の仲間がいるけれど、私だけ1人派遣、任期中会える仲間もいない、派遣前研修も正直不安でした。ところが世代を超えた仲間たちが1人派遣の私を心配してくれ、派遣されてからもいつも相談にのってくれました。
そして台湾1期、マレーシア3期も帰国し、最後の私の任期があと一か月になった時、マレーシア3期の仲間から「直美さん、帰国後にブルネイへ行こうと思っています。直美さんに会えますか?」と連絡がきて、日本で帰国報告会を終えたばかりのマレーシア3期の仲間二人が何とブルネイに来てくれました!
空港に出迎えに行った私は、もう二人が来るのが待ち遠しく、到着出口でずっと覗き込むように二人が出てくるのを待っていました。
すると、久しぶりの仲間二人の姿を発見!
マレーシア3期の坂下咲椰さんと坂田郁美さん
20代の二人とは、研修所の食堂でよく女子トーク(!?)に花を咲かせた仲。ブルネイへ派遣されてからも「大丈夫ですか?」と1人派遣の私を心配してくれた優しい女の子たち。世代の違う彼女達ですが、まるで同級生かのようにいつも時間を忘れるほど話していました。そんな彼女達とまさかブルネイで会えるとは思ってなかった私は張り切って、まずはボートで水上集落へ行くことに。
観光中もずっと話していたのは、お互いの任期中の出来事や、生活、活動の話。仲間の学校や赴任地へ行くことはできない私ですが、SNSやメールや電話で時々連絡を取り、何度も励ましてもらいました。そして一緒に研修を受けた仲間たちの近況で盛り上がりました。
日本から友人が訪ねてくれた時、いつも別れが切なかったですが、帰国後わざわざブルネイまで来てくれた仲間を見送る時も泣いてしまいました。次に空港へ来るときは、私がブルネイを離れる日です。