潮州高中(高中は日本の高校に相当)に赴任し、4ヶ月が経ちました。
12月22日、潮州高中の運動会で、小天使たち(日本語コーナーを一緒に作った生徒たち)が、浴衣を身につけ、日本の踊りを披露することが決まりました。私の役目は浴衣と着付け紹介(動画、実践)、盆踊りの紹介、楽曲選びのアドバイス(下半身の動きが大きいものは、浴衣着用時には向かない)のみ。楽曲選び、踊りの練習、当日の浴衣着用は、全て生徒たちがやります。生徒たちは、各自割り当てた浴衣を持ち帰り、動画を見ながら着付けを練習。踊りは2年生男子がリーダーとなり、助っ人参加の生徒にも声をかけて、放課後、土日を利用して集合練習。
運動会の1週間前「浴衣を着るのは無理!」と言っていた小天使たちですが、当日は自分で着られるようになり、助っ人参加の生徒にも着付けられるようになっていました。
踊りも息が合っていました。途中、校長先生や学務主任を参加させるパフォーマンスも織り込み、無事に終了。
翌週は、浴衣ウィーク。国際交流担当・吳先生の発案で、昼休みを利用した「浴衣体験」を2回実施(各回25人)、「小学校訪問:日本語で交流」の際、同行する生徒たち17名に着付けを実施、放課後、校舎1階スペースでクリスマスソングを演奏するバイオリンクラブの生徒6名に着付けを実施。小天使が着付け、撮影を手伝ってくれたおかげで、限られた時間の中、たくさんの職員、生徒に「浴衣を着る」という得難い体験をしてもらえました。
着付けを手伝ってくれる小天使は頼もしい存在。