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つらかったこと

台湾生活残り1カ月。1年前、派遣前研修を受けていたと考えると、この1年の変化は本当に目まぐるしく、日本語パートナーズとして台湾に来れたことは、私の人生や考え方を変える分岐点となりました。台湾人の温かい心にふれられたこと、台湾の歴史から日本の歴史を学ぶことができたこと、日本人としての在り方を考えられたこと。数えればきりがありませんが、この地に身を置けたことが私にとって大きな財産です。

しかしこの経験の中で、つらかったこと、悩んだこと、自分に不甲斐なさを感じることもたくさんありました。その感情とどう向き合ってきたかを書きたいと思います。

【派遣前研修】
・中国語がわからなくて、勉強するのが嫌になった
 →研修の仲間と先生が励ましてくれ、勉強に付き合ってくれました。

【派遣後】
・中国語の環境に慣れず、中国語恐怖症に
 →一旦中国語から離れました。今では中国語が大好きです。
・前任者の影がプレッシャーになる
 →自分は自分と割り切る!
・台湾人の表情が読めず、どう接していいかわからなかった
 →台湾人から話を聞いて、これが台湾の文化だということを知りました。親しくなれば全く問題なくなりました。
・事前に聞いていたことと違うことへの戸惑い
 →台湾は国際交流基金の事務所がないため、業務は現地の日本台湾交流協会に委託されます。最初は事前に聞いていたことと対応が違うこともあり戸惑うことがありましたが、よく調整員さんと話し合い力になってもらいました。
・自分の思い描いていた活動ができない
 →地道に。時には諦めも肝心。考え方をシフトする!
・日本の地元で豪雪被害があった際、何もできなかった
 →これも承知で海外にいることを自分に言い聞かせる

派遣前研修で、「何が大事ですか?」と、ある先生に伺ったことがあります。答えは「サバイバル精神」。そして、現地の専門家の先生に伺った「人間力」。今、私もそう感じています。そして、最も支えられたのは「仲間の存在」でした。

同期の日本語パートナーズとの記念写真
時には意見をぶつけ合いながら、お互いに鼓舞し合いながら、共に励まし合って頑張ってきた台湾2期の仲間。共に研修をした各国の仲間も含め、国や性別や年齢を超えて支えてもらいました。
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