マレーシア4期の丸山です。マレーシアでの最大の楽しみの一つは何といっても食べることです。多民族国家のマレーシアではマレー料理、中国料理、インド料理の他、各国料理のレストランが容易に見つけられ、日本食も大人気です。そこで今回は、日本の食と文化を様々なアプローチで生徒に紹介してみました。
日本食作り
巻き寿司、たこ焼き、白玉団子を作りました。日本のすし酢はアルコール成分が入っているのでアップルビネガーで代用し、具材はツナマヨ、きゅうり、かにかま、ソーセージなどを使用しました。たこ焼きプレートは日本から持参し、ケチャップとしょうゆを使ってローカル風にアレンジしたたこ焼きソースを作りましたが、肝心のたこが赴任地域では入手できなかったので、ソーセージとかにかまで代用しました。どちらも大好評でした。
フェルトで手作り日本食
現地で入手したフェルトで作ったお寿司、たこ焼き、お弁当等の日本食とおもちゃの日本円を使って日本食の紹介や買い物の会話練習をしました。その際に、紙幣と硬貨の種類やマレーシアとの物価の違いを説明し、日本を旅行した時のイメージが湧きやすいように工夫しました。生徒たちは鉛筆を箸に見立て、本当に美味しそうな顔で食べる練習をしていました。
ノリノリの生徒たち
食品サンプルの紹介
日本では当たり前のように飲食店の前で見かけるメニューのサンプル。本物そっくりの細かい造りは正に職人芸で、立派な日本の文化だと思い、以前集めていたミニ食品サンプルを早速母に送ってもらいました。そして現地でコレクションボックスと瞬間接着剤を購入。ボックスに貼り付けて料理名のラベルを貼れば、立派な日本文化紹介ツールに生まれ変わりました。皆、「かわいい! すごい!」と歓声をあげながら見入っていました。
初めて見る食品サンプルにみんな大興奮
これからも少しでも多くの生徒たちに日本と日本の文化に興味を持ってもらえるよう、工夫していきたいと思います。