はじめまして、インドネシア9期の堤 慎一と申します。 私は、シドアルジョという町の高等学校2校で活動することになりました。
今日は、私が派遣される2校のうちの1校、シドアルジョ国立第3高等学校の初登校の様子について紹介いたします。
通常は1人で登校するのですが初登校ということで住まいで待っていると、なんと副校長先生自らが運転され、学校の車で迎えに来てくださいました。その上、担当の先生のほかに7~8名の同僚の先生方も同乗して来られて、最初から皆さまのお出迎えに感激しました。
学校に着くと、校門から、先生方やたくさんの生徒たちが人の道を作ってくれていて、その中を太鼓などの鳴り物を先頭に校庭で待つ校長先生のところまで案内してくださり、校長先生から歓迎の印のジャスミンの花輪をかけていただき、また感激しました。
そして歓迎セレモニーの会場に入ると、私の姿が入った横断幕が舞台に貼られていて、本当に驚きました。最初に自己紹介をしましたが、感激と緊張でしどろもどろになってしまい、とても恥ずかしかったです。
次に、校長先生から温かい歓迎のお言葉をいただき、その上バティック(ろうつけ染めの布)、制服、体操着までいただきました。わずか半年間ほどの任期にもかかわらず、私を「学校の一員としてお迎えします。」という皆さんの気持ちがとても強く伝わってきて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この後も、日本語科代表の生徒から日本語での挨拶、生徒たちの日本語の歌の披露、そして先生方からも歌の披露、それが終わると校庭に出るように促され、今度は校庭にたくさんの生徒たちが待っていて踊りの披露、そして何枚も記念撮影をして頂きました。
普通の日本人の私をこんなに歓待して頂いた事に感謝の気持ちで一杯の初登校の日でした。これから、もっと仲良く、友人関係を築いていきたいと思っています。