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あいさつ運動始めました~学校2日目! 私の朝活スタート~

私は、ジャカルタのすぐ下に位置する「デポック」という町の高校に派遣されております。

私は、朝が大好き。インドネシアでは、4時半頃にアザーン(イスラム教における礼拝への呼びかけ)が街中に流れ、にわとりの鳴き声も聞こえてきます。そんな新鮮な環境に、毎日わくわくしています。

それでは、私の「朝活」をご紹介いたします。
この学校への日本語パートナーズ派遣は、私で2人目。私の登校初日でも、みんな「オハヨー」と言いながら、インドネシア式の優しく穏やかなあいさつをしてくれました。

インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子1
生徒たちの通学-多くの生徒がバイクに乗ってやってきます。(校門前)
インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子2
あいさつは、相手の手を優しく取り、その手の甲を、生徒自身の頬か額に、1回軽くタッチさせます。とても穏やかで、丁寧な動きをします。
インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子3
生徒の通学-校門をくぐってバイクを置くと、また戻ってきてあいさつをしてくれます。

初日の全校朝礼では、民族舞踊などでの歓迎を受け、早速私なりにできる事を考えました。

インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子4
全校朝礼では、生徒の民族舞踊で歓迎を受けました。先生方も交えてポーズ。

思いついたのが、「あいさつ運動」です。早速、翌日からスタートしました。
生徒は7時登校です。私は「おはようございます」と筆ペンで書いたタスキをかけ、6時40分頃に校門に立ちました。かなり恥ずかしい状況です。生徒たちが、私を見て少し動揺しているのを感じました。

インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子5
校門前で活動しました。決して恥ずかしくありませんよ。

それでも生徒たちは、私に寄ってきて、あいさつをしてくれました。CP(カウンターパート、現地の日本語の先生)は、「オモシローイ」と優しく笑いながら、私の活動を受け入れてくれました。CPの先生も加わり、「オハヨー」と言う生徒に対し、「オハヨウゴザイマス」と修正を入れる場面もありました。

インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子6
さようならバーションもあります。生徒より早く帰る時は、これをかけて、校内を歩きます。

職員室でも先生方は、私に「オハヨー ミユキ先生」と言ってくださいます。私は、“わかめのおにぎり”を差し入れてみました。既に形が崩れ、お米がかたいおにぎりでしたが、「オイシイ」と言ってくれました。インドネシア流の思いやりです。素敵ですよね。

インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子7
職員室内で。先生方と撮影。
インドネシア、西ジャワ州の日本語パートナーズの活動の様子8
おにぎりは、ハラール対応であることをアピールし、安心して食べて頂けるようにしました。

早くこの学校に馴染みたいと思いました。
一人ひとりの生徒の顔が覚えられるように、そして生徒たちが「オハヨウゴザイマス」と言えるように、CPの先生と足並みをそろえながら、楽しく進めていきたいと思います。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
金森 美幸さん

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