私は、ジャカルタのすぐ下に位置する「デポック」という町の高校に派遣されております。
私は、朝が大好き。インドネシアでは、4時半頃にアザーン(イスラム教における礼拝への呼びかけ)が街中に流れ、にわとりの鳴き声も聞こえてきます。そんな新鮮な環境に、毎日わくわくしています。
それでは、私の「朝活」をご紹介いたします。
この学校への日本語パートナーズ派遣は、私で2人目。私の登校初日でも、みんな「オハヨー」と言いながら、インドネシア式の優しく穏やかなあいさつをしてくれました。



初日の全校朝礼では、民族舞踊などでの歓迎を受け、早速私なりにできる事を考えました。

思いついたのが、「あいさつ運動」です。早速、翌日からスタートしました。
生徒は7時登校です。私は「おはようございます」と筆ペンで書いたタスキをかけ、6時40分頃に校門に立ちました。かなり恥ずかしい状況です。生徒たちが、私を見て少し動揺しているのを感じました。

それでも生徒たちは、私に寄ってきて、あいさつをしてくれました。CP(カウンターパート、現地の日本語の先生)は、「オモシローイ」と優しく笑いながら、私の活動を受け入れてくれました。CPの先生も加わり、「オハヨー」と言う生徒に対し、「オハヨウゴザイマス」と修正を入れる場面もありました。

職員室でも先生方は、私に「オハヨー ミユキ先生」と言ってくださいます。私は、“わかめのおにぎり”を差し入れてみました。既に形が崩れ、お米がかたいおにぎりでしたが、「オイシイ」と言ってくれました。インドネシア流の思いやりです。素敵ですよね。


早くこの学校に馴染みたいと思いました。
一人ひとりの生徒の顔が覚えられるように、そして生徒たちが「オハヨウゴザイマス」と言えるように、CPの先生と足並みをそろえながら、楽しく進めていきたいと思います。