日本語パートナーズに採用されて、赴任先が決まり、世界地図で「高雄」の場所を確認した時、一度も海外生活をしたことがない私が生活をしていけるのだろうかという気持ちになりました。しかし早いもので9月に高雄に来て、もうすぐ2ヶ月です。出会う人々に「?」の気持ちを抱かせ続け、翻訳機を駆使し、日常生活は出来るようになってきました。顔馴染みの人も増え、知っている日本語を使って私に挨拶してくださいます。私も少しずつでも語学を勉強し続け、自分の言葉で自在に自分の思いを伝えられるようになりたいと思っています。
鳳新高校は全校生徒2200名の学校で、クラス数は57クラスです。最初はその規模の大きさに驚きましたが、台湾はこのくらいの大きさが普通だそうです。学校名の鳳新は「鳳凰」(再生するという伝説の鳥)からきており、中庭には鳳凰のオブジェがあります。校舎の真ん中にあるこのオブジェはこの高校の象徴的存在です。また中庭は緑が美しく、この景色は私も大好きで、毎日この景色を見ながら育っていく生徒は、恵まれていると思います。
赴任してすぐの9月24日に中秋節がありました。台湾の伝統的な祝日で、家族で月餅と柚子(日本の文旦に近いと思われます)を食べ、お月見をします。街なかでバーベキューをしている人々もいました。バーベキューも習慣だそうです。
そして今私が楽しみにしていることは、12月の創立記念日+運動会です。何か月も前から、昼休みに男子・女子に分かれて先輩のリーダーを中心にメンバーで練習しています。生徒たちは、きりっと大人っぽい顔つきで、本番に向けて頑張っています。最近は朝も昼休みも頑張っていて、その様子に並々ならぬ気迫を感じます。本当に楽しみです。
先輩の指導のもと、加油!(頑張る)
今私が出会えている出来事はパートナーズに応募しなければ、絶対に経験することのなかったことです。一つ一つを大切にしながら、進んでいきたいと思っています。