台湾へ来て約4ヶ月、毎日元気に楽しく活動しています。
学校では、授業のほかに少しずつ文化紹介も始めています。最近の文化紹介をお伝えします。
まず、茶道紹介、日本語履修の約400人の生徒たちに実際にお点前を体験してもらいました。3~4割の生徒は日本旅行経験者で日本のことをよく知っていますが、実際にお点前をするのは初めての人がほとんどで、泡立てるのに苦労しながら楽しんでいました。 先生たちにも昼休みに楽しんでもらおうと提案したら、美術の先生が素敵なポスターを作ってくれました(さすがプロですね!)。
昼休みは先生たちだけではなく、日本語履修以外の生徒たちも飛び入りで来て楽しんでいました。
次は、剣道紹介。「七人の侍」の映画を見たり、新聞紙で作った刀で私と稽古をしたり、生徒同士の試合をしたり、初めての体験をとても楽しんでくれました。私は大学剣道部での経験が活きました。
その次は、能と謡曲の紹介。台湾にも少し似た「歌仔戲」という芸術がありますが、生徒たちはさらに単純化された動作が美しい日本の能楽のビデオを見たり、謡曲「猩猩」の一部を私と一緒に練習したり、日常と違う異次元の文化を興味深く体験していました。私は会社の謡曲サークルでの経験が活きました。 そして、日本の正月と二人羽織の紹介。生徒たちは二人羽織という遊びで団らんのひと時を楽しんでいました。台湾でも団らんの時間はとても大事にしています。
さて、台湾での生活について。週末は出来るだけいろいろな地方を訪問し、そこの名物を食べたりして、台湾理解を深めています。前に行ったことのある台北かき氷屋へ行ったら、夏のマンゴーはすでになくなっていて、晩秋のタピオカと胡麻アイスのかき氷になっていました(冬は苺のようです)。これもなかなか良い味でした。
あと約5ヶ月、元気に楽しく有意義に活動したいと思います。