最新情報はこちら 最新情報はこちら

浴衣 × インドネシア

日本では、1年に一回着るか着ないかの浴衣。しかし、インドネシアに来てからすでに5回も着ています。学校の行事や天皇誕生日のパーティーなど、何かイベントがあると「ぜひ浴衣を着て来てください」と言われます!

浴衣を着た生徒の写真
ダンスクラブの生徒の写真
学校のイベントにて。日本語クラブで盆踊りを発表しました。ダンスクラブによる、インドネシアの伝統的な踊りの発表もありました。
パーティーの写真1
パーティーの写真2
天皇誕生日のパーティーにて。“平成最後”として、この会に参加できてとても光栄です。

一番印象に残っているのはクリスマス会です。派遣先のメダンには“バタック族”という民族で、キリスト教を信仰する方が多く住んでいます。歌の披露や伝統的な踊りなど、日本では見られない、とても見ごたえのあるクリスマス会でした。昨年、クリスマス会には2度参加しました。

クリスマス会の写真
クリスマス会の様子
写真
座るときは帯を前に回して、結び目が崩れないようにします(笑)
浴衣を着て記念写真
「一緒に写真を撮りましょう!」のリクエストは絶えません!

大事な行事に浴衣?クリスマスに浴衣?と、はじめは疑問に思いました。しかし、浴衣を着ているだけで、周りの方々はとても喜んでくれ、声をかけてくれます。浴衣に関して「これはいくらぐらいするの?」「着るのにどれくらい時間がかかった?」など、質問もたくさんありました。

私は日本語パートナーズになる前は、自分自身で浴衣を着ることも、人に着付けをすることもできませんでした。しかし、このようにイベントで着る機会が多かったり、日本語クラブで浴衣を紹介したりしているうちに、スムーズに着付けができるようになりました。それだけでなく、帯の結び方も練習して、いろいろな結び方にも挑戦しています。現地の方が喜んでくれると同時に、自分自身も浴衣に対する愛着が湧いてきました。今は、インドネシアの伝統的な布、Batik(バティック)で浴衣を作ろうと考えています。インドネシアと日本の文化が融合した1着に、今からワクワクしています。

さて、帰国までに、あと何回浴衣を着るのでしょうか……?

Writer
インドネシア 北スマトラ州
難波 るいさん

この人の書いた他の記事

インドネシアの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP