サワディーカ!(こんにちは!)今回は授業の準備についてです。
カウンターパートは各学校に1名、ということはなく、1名の場合もあれば2名以上いる学校もあります。学校によってそれぞれ違うようですね。
チェンライのメーサイプラシットサート学校ではカウンターパートは2人いて、担当する日本語のクラスがそれぞれあり、授業の内容ややり方が各々違います。ですから、必要な物や授業で何をするか、授業の前に少しの時間でも聞くようにしていました。そしてそれから、パワーポイントや小テストを作成していました。
チョンブリーのスラサックウィッタヤーコム学校ではカウンターパートは1人です。しかし、授業の相談をするのはもちろん同じです。
先日は「あきこと友だち」の文法練習をアクティブにするために、どんな授業にするか話し合いました。そして、今回はクジを使うことになりました。
私が例文を書いたクジを作成し、生徒は言葉を正しく変え、友達にお願いをします。はたして友達に伝わるかな?というものです。
クジの作成後は、他に必要なものがないか確認します。(例文が「ラケットを持つ」だと、ラケットがいる!など。)
私だけかもしれませんが、出来上がったものは一度やってみないとびっくりするほど抜け穴だらけだったりします。ですから、先生に協力してもらい一緒にまずやってみます。「まぁ、なんとかなるだろう。」ぐらいまでなったら、授業準備は終了です。(完璧にしてしまうと予想外の出来事に対応できないので……。)
生徒の活動の様子。積極的に活動をすることができました。
他にも、表現が難しい文を「やさしい日本語」に言い換えてみたり、「ビデオテープ」など今あまり使われていない物の説明を考えたりします。文才が欲しいです。
生徒から色々な質問を聞いていると、自分が無意識に使い分けている日本語を改めて調べるきっかけをもらえてとても楽しいです。生徒にも日本語が楽しいと思ってもらえるように、カウンターパートの先生と一緒に頑張りたいと思います。