今、ビンズオン省に派遣されている日本語パートナーズ(以下、NP)は、私を含めて4名。それぞれ違うビンズオンの中学校・高校へ派遣されています。派遣される学校が違えば、授業内容や時間割スケジュールはもちろん、パートナーとなるカウンターパートの先生や受け持つ日本語クラスの生徒たちの雰囲気も全く違います。
着任当初からそれぞれの学校での活動について、不定期で連絡を取り合って情報共有をしている私たち。もうすぐ着任から5ヶ月が経過するところですが、なんだかんだ毎月欠かさず「ビンズオン定例会」を開催しています。定例会といっても、ただ食事をしながら各々が好きなことをあれやこれやとざっくばらんに話しているだけなんですが……(笑)、それぞれのNPが日頃どんな活動をしているのか、各学校の授業の様子や実施した文化紹介などについて知ることはとっても勉強になるんです!
成功体験だけではなく、失敗談や反省点もみんなで共有。いろいろなNPの話を聞くことによって、自分の学校でやるならどんな風に実践できるのか、やるとなったらどんな事前準備が必要か、当日授業本番での進行の仕方・注意点などなど、参考になることがた~くさん!自分一人の小さな頭で考えるよりも、はるかに多くの授業アイディアや新たな改善点が次々と浮かんできます。
それでもやっぱり、人から“聞く”のと、実際に自分で“やってみる”のとでは大違い。つい先日、ビンズオンの他のNPの学校へお手伝いに行った時にもその大変さを痛感しました。
なんとなく始まった「ビンズオン定例会」ですが、今私が自分の派遣校で様々な挑戦ができているのは、頼もしいビンズオンの仲間たちのおかげです。これからも各々の学校生活の中での気づき・発見をみんなで共有し、時に相談し合いながら、日々勉強!日々改善!日々深化させていきたいと考えています。