こんにちは。ラオス3期の八田です。
12月21日にビエンチャン高校60周年のイベントがありました。内容は毎年3月に行われている学園祭を12月に前倒しして、式典をくっつけたような感じでした。
そこで、日本語の先生と学習者から合唱をやりたい!と意見があったので指導致しました。曲は、先生の希望で、AKB48の「365日の紙飛行機」です。練習を始めてから、毎週のようにスポーツのイベントなどが行われた為、全員揃って練習することが難しかったです。しかも、先生に、発表は3月と言われていたので余裕を持っていたところ、式典の6日前の金曜日に「やっぱり合唱の発表は来週の木曜日の式典の時になりました」と余りにも驚く発表をされました。その時の心境は、ラオスすごいわ~の一言に尽きました。しかし、そこからもラオス人のすごいところで、今まで歌詞を見ながら歌っていた生徒達が、休み明けには歌詞を見ずに完璧に歌えるようになっていました。また初めの頃は、できないと嘆いていた生徒達もフォーメーションを考え出したりと、短期間で生徒達の変化を目の当たりにすることが出来ました。ラオス人が本気を出したら何でも出来る気がします。
当日、生徒達の緊張している姿を見た時は私も緊張しましたし、歌い終わった後の笑顔を見た時は何だか涙が出そうになりました。来年も参加できる先生達が羨ましいです。この他にも、生徒による飲食店の出店や、モン族(ラオスの民族)や伝統衣装を着た生徒達と写真を撮るブースがあり、とても楽しかったです。
ブースやステージも前日に作りあげてしまう手際の良さにも驚かされるばかりです。特に野外ステージはコンクリートで作られていて、雨が降っていたらどうなっていたのかと心配になりました。
また10年後の、学校や大人になった生徒達、そしてラオスの姿を見る事が出来たらいいなと強く感じました。